研究分担者 |
石戸谷 公直 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (80133130)
安本 太一 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (00231647)
志水 廣 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (60252300)
佐々木 徹郎 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20170681)
山田 篤史 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (20273823)
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研究概要 |
1990年代以降,作図ツールを利用した動的な探究は,主としてスタンドアロンのソフトの利用形態で行われてきた。また,授業の形態としては,課題分割型グループ別探究が主として行われてきた。それらは図形の動的探究学習の可能性を示すとともに,より多くの学校で実現可能にするためには,多様なニーズに合った学習環境・コンテンツをシームレスに提供することの必要性を求めるものであった。本研究では,作図ツールGC/Javaを部品とし,サーバ側の様々なソフトと組み合わせることによって,GC_BBS, Pukiwiki with Gc, Gcで5択問題など,図形の動的探究を支援する複数の学習環境を構築した。従来からあるGC/Winやこれらの学習環境を使い分けることによって,(1)解説,(2)問題提示・議論,(3)課題分割型グループ別探究,(4)グループ別/個別探究,(5)コラボレーション,(6)スキル学習,(7)個別学習の学習形態に対処できるようになった。そして,それぞれに対応した基本的なコンテンツ例および,組織的に開発するための基本ツールを開発した。これらの基盤を元にして,組織的なコンテンツ開発と授業実践の蓄積が次の課題となった。さらに,教材選択の視点や授業のノウハウをまとめ,教師を支援するためのリソースとして提供することの必要性等も明らかになった。
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