研究課題/領域番号 |
15069202
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
玉浦 裕 東京工業大学, 炭素循環エネルギー研究センター, 教授 (00108185)
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研究分担者 |
伊原 学 東京工業大学, 炭素循環エネルギー研究センター, 助教授 (90270884)
金子 宏 東京工業大学, 理学部, 助手 (90323774)
長谷川 紀子 東京工業大学, 炭素循環エネルギー研究センター, 助手 (30361801)
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キーワード | 労働安全衛生マネジメントシステム / PDCAサイクル / 精神構造教育 / 有機則,特化則 / 作業環境測定 / 化学物質管理システム / 化学分析データ / リスクコミュニケーション |
研究概要 |
大学の研究現場は教育訓練中の学生が、実験研究の労働現場に居るという矛盾を解決するという視点から、労働安全衛生マネジメントシステムによるPDCAサイクルにより学生が研究現場で安全を確保しつつ、環境安全の教育を受けるという考え方に基づき、東工大が東京都の労働安全衛生マネジメントシステムのモデル事業所として指定を受けた機を活かして、PDCAサイクルを動かす際の学生への教育面からの対応の仕方を検討すると共に、学生が実際どのように教育され、その効果がどのようになっているかについて研究を行った。また、有機則と特化則に基づく作業環境測定を行い、これらの結果をPDCAサイクルに活かす方法とその際の教育の視点からのデーターの活用方法について研究を行った。この作業環境測定用にガスクロマトグラフィーを購入した。さらに、東工大で行われている学内LANによる化学物質管理システムとしてのハードと実験廃液処理施設で行われている化学物質移動に関する化学分析データーとの照合に基づく学生への実態的な教育システムを検討した。トータルとして、安全教育の根源である安全に深く配慮する行動や社会安全に対する自己のリスクアセスメントに基づくリスクコミュニケーションの教育、さらにはこれによる安全に対する高度な精神構造教育の手法について検討した。
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