研究分担者 |
森 健策 名古屋大学, 情報科学研究科, 助教授 (10293664)
平野 靖 名古屋大学, 情報連携基盤センター, 助教授 (90324459)
北坂 孝幸 名古屋大学, 情報科学研究科, 助手 (00362294)
鳥脇 純一郎 中京大学, 生命システム工学部, 教授 (30023138)
長谷川 純一 中京大学, 生命システム工学部, 教授 (30126891)
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研究概要 |
本研究のポイントはリアルタイムでの人体内部探索と医用画像知的自動診断をシームレスに結合することである.実際の研究においては,実時間で動作するシステムの構築に重点を置いて研究を進めた.以下研究項目と結果を示す. (1)知的CADとしてのナビゲーション診断についての理論的・方法論的考察 本研究課題の核となる実時間ナビゲーション診断に関して,工学・医学両立場から理論的・方法論的考察を前年度に引き続き組織的に行った. (2)ナビゲーション診断のための仮想人体変形手法の検討 ナビゲーション診断においては入力される3次元医用画像をそのままの形で観察よりも,むしろ積極的に変形させて観察するほうが良い場合ある.そのために,仮想化人体変形手法を複数台の計算機群に実装し,ナビゲーション診断に耐えられる画像変形手法の検討を行った. (3)実時間ナビゲーション診断のための可視化手法の検討 情報増強は知的ナビゲーション診断の核となる技術であり,医師の思考プロセスを効果的に増強可能な可視化手法について更なる検討を行った (4)解剖学的知識データベースの構築とリアルタイム照合 医用画像計算機支援診断を行ううえで不可欠な解剖学的知識データベースの構築し,ナビゲーション診断中に解剖学的知識データベースと入力画像とをリアルタイムで照合可能な手法を開発した (5)ユーザインタフェースの検討 ナビゲーション診断に最もふさわしいユーザインタフェースについて多角的に検討し,実時間で動作するシステム上に実装した. (6)画像データベースの構築 研究の遂行に必要な多次元医用画像の収集を行った.
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