研究課題/領域番号 |
15071101
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
福井 康雄 名古屋大学, 大学院理学研究科, 教授 (30135298)
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研究分担者 |
山本 智 東京大学, 大学院理学研究科, 教授 (80182624)
小川 英夫 大阪府立大学, 総合科学部, 教授 (20022717)
河野 孝太郎 東京大学, 大学院理学研究科, 助教授 (80321587)
長田 哲也 東京大学, 大学院理学研究科, 教授 (80208016)
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キーワード | 宇宙物理 / 光学赤外線天文学 / テラヘルツ / 赤外材料・素子 / 天文 / 電波天文学 |
研究概要 |
本領域が、我が国のサブミリ波天文学推進の中核であることを十分に配慮し、この分野の全国的展開と国際的な波及作用を俯瞰しつつ、以下の会合を組織した。 各計画研究進歩状況報告会、さらに、サブミリ波の宇宙観測全般を推進するために、アルマ計画の推進を実質的に担う科学的検討を促進してワーキンググループ会合を開催した。この会合の前後に、(星形成、系外銀河、星間物質、惑星系形成)サブワーキンググループの会合も開催し、詳細な議論を行なった。さらに、4回の小研究会を開催した(共催)。会合開催の記録は以下の通りである。 ・第4回ALMAサイエンスワーキンググループ全体会合(他の組織との共催) 第2回Japan-Taiwan ALMA Science Workshop(同時開催) 2006年7月27-28日 国立天文台三鷹 ・特定領域総括班会議 2006年12月11日 名古屋大学 ・小研究会:銀河系中心部研究会(7月6日:国立天文台三鷹)、サブミリ波を用いた分子雲の形成・進化(2月26日:名古屋大学)、銀河系中心部磁気浮上ループミニ研究会(3月15日:東京大学)、銀河系のISM分布と拡散ガンマ線放射・X線放射の起源(3月19日:名古屋大学) 以上の会合において、本領域の研究推進が概ね期待通りに進捗していること、特にASTE望遠鏡による345GHz帯での広範囲な観測、NANTEN2望遠鏡による本格的なサブミリ波観測の開始等の観測研究の成果が順調に上がっていること、同時に観測装置開発の前進が順調であること、等を確認した。また、来年度6月に開催される大研究会、1月に開催予定の国際研究会のテーマの詳細の検討、招待講師のリストアップ等の作業を進めた。
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