研究課題
(1) 本領域の5年間の総まとめとして、本領域の5年間にわたる研究成果をまとめた「報告書」を作成し、最終研究報告書として印刷し、拠点関係者および金属ガラスの研究者に配布しました。これまで、各年度毎および各班毎に報告書を作成してきましたが、今回それらを集大成し、研究項目で主要な研究を系統的に紹介し、まとめたものを最終報告書として作成しました。(2) 本領域における「金属ガラスの材料科学」の研究成果について、大学教員、若手研究者、異分野の研究者および企業研究者向けの学術的な広報活動として、金属ガラスの啓蒙書「新機能材料金属ガラスの基礎と産業への応用、監修 : 井上明久、編集委員 : 木村久道、松浦真、発行 : (株)テクノシステム(2009年1月発刊)pp.1-630.」を発行しました。 本特定領域研究の中から、特に注目すべき研究成果(金属ガラスの形成条件と安定性、金属ガラスの構造、金属ガラスのガラス転移と結晶化および構造緩和、金属ガラスの機械的・磁気的・物理的・化学的性質など)が報告されています。 これは、「金属ガラスの材料科学」という学問分野を広げ、将来的に金属ガラスの研究を発展させる上で大きく寄与するものと考えられます。(3) これまで、「金属ガラスの材料科学」に関する研究成果の公開のためにニューズレター(No.1〜No.15)の発行を行ってきました。今回さらにその中から特に若手研究者による研究成果を抜粋して編集した特集号を発行しました。
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