研究課題/領域番号 |
15077202
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
福島 正己 東京大学, 宇宙線研究所, 教授 (30241227)
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研究分担者 |
林田 直明 東京大学, 宇宙線研究所, 助教授 (50114616)
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連携研究者 |
瀧田 正人 東京大学, 宇宙線研究所, 准教授 (20202161)
大西 宗博 東京大学, 宇宙線研究所, 助教授 (10260514)
藤井 啓文 KEK, 素核研, 教授 (60013439)
松田 武 KEK, 素核研, 准教授 (10029564)
田中 真伸 KEK, 素核研, 准教授 (00222117)
千川 道幸 近畿大学, 理工学部, 教授 (50179941)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2008
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キーワード | 宇宙線 / 極高エネルギー / 宇宙物理 / 素粒子実験 / 大気蛍光 |
研究概要 |
本研究は、科学研究費・特定領域研究「最高エネルギー宇宙線の起源」の計画研究A01として、TA実験の大気蛍光望遠鏡と、その較正装置一式を建設した。望遠鏡を使った最高エネルギー宇宙線の観測は、2007年6月から米国ユタ州のTA 実験サイトで開始した。2008年3月には同じ場所に地表検出器アレイが完成し、アレイと望遠鏡による同時観測が始まった。これによって、望遠鏡とアレイの測定結果を直接に比較することが可能になり、宇宙線のエネルギーを、これまでにない高い信頼度で決められるようになった。望遠鏡単体では、30km以上離れた2ステーションでのステレオ観測によって空気シャワー発達の様子を詳しく観測し、高エネルギー宇宙線の質量組成(陽子か鉄かなど)を調べる研究が始まった。
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