研究課題/領域番号 |
15082101
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
工藤 佳久 東京薬科大学, 生命科学部, 名誉教授 (20080179)
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研究分担者 |
高坂 新一 国立精神・神経センター, 神経研究所, 所長 (50112686)
池中 一裕 自然科学研究機構, 生理学研究所, 教授 (00144527)
小澤 瀞司 群馬大学, 医学部, 教授 (40049044)
宮川 博義 東京薬科大学, 生命科学部, 教授 (90166124)
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キーワード | サマーワークショップ / 国際会議 / 公開シンポジウム / 成果報告会 / ホームページ / 中間評価 |
研究概要 |
本特定領域は本年度が発足後三年目になる。発足以来、班員間の情報や技術の交換は順調に進展しており、理想的な領域研究として発展してきた。総括班としては、本領域の新しい展開、所属班員間の相互理解に基づく情報伝達と協同研究のさらなる促進を目的として、平成17年度は以下に示す企画を推進し、満足すべき成果が挙がっている(内容についてはホームページを参照)。 1)班員相互理解と共通認識を目的としたサマーワークショップの企画:本年度は「グリアをもっと知ろう」と題して、海外で活躍する日本の研究者を招待講演者とするなど、構造、`機能、病態にわたる広範囲の研究分野におけるグリア研究展開の可能性を探った。 2)海外での国際会議におけるシンポジウムおよびワークショップの企画:平成17年度5月アムステルダムで開催されたヨーロッパグリア会議において、我々の領域から二つのワークショップを提案した。また、8月にインスブルックで開催された国際神経化学会大会においても二つのシンポジウムを企画し、ともに日本のグリア研究のレベルを十分にアピールできたものと満足している。 3)本領域研究者の成果による公開シンポジウムの開催:平成18年1月公開シンポジウム「グリア細胞の機能と病態」を開催した。 4)領域所属研究機関の成果報告会:シンポジウムに引き続き、成果報告会を行った。研究班内での共同研究の成果が目立った。 5)データベースの構築:総括班評価担当、濱清名誉教授のグリア電子顕微鏡画像のデータベース化は順調に進んでいる。 その他、企画班会議および総括班会議を随時行い、班運営の円滑化を図った。さらに、小規模ながら、ホームページによる広報活動の展開し、研究内容、実績、さらに企画やその成果についても随時アップしてきた。平成17年9月に本領域は三年目の中間評価を受けた。その結果、「A:このまま進めてよい」との判定を得た。
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