(1)本年度は、文部科学省科学研究費・特定領域研究「民事紛争全国調査」紛争行動調査のデータを分析した。 (2)まず2005年度前半期においては、調査データのスクリーニングおよびコーディングを行った。また日本語版と英語版のデータセットを作成した。 (3)2005年12月3日に明治大学において、アメリカ人およびイギリス人の研究者を交えて調査の記述統計の内容を検討した。 (4)12月4日にも、明治大学で開催された国際研究集会「法化社会における紛争処理と民事司法-問題経験・紛争行動と法意識」において、紛争行動調査の第一次的な結果を一般に公表した。 (5)調査のリーサーチデザインについての論文を共著で執筆した。 (6)総合支援法が司法制度のユーザーに与える影響を検討した論文において、一般人の法意識について執筆した。
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