市民の法使用の実態と課題-弁護士の使用-

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 15084214
• 研究種目: 特定領域研究
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 人文・社会系
• 研究機関: 福岡大学
• 研究代表者: 武士俣 敦 福岡大学, 法学部, 教授 (30190169)
• 研究期間 (年度): 2003 – 2008
• キーワード: 弁護士 / 法使用 / 民事紛争

研究概要

全国調査によって市民の弁護士の使用に関する広範なデータが収集された。これまでのデータ分析の結果、市民の弁護士へのアクセスに関して、使用頻度、事件の特性、利用者の社会経済的特性、行動上の特性、認知上の特性などの解明がおこなわれた。また、弁護士の有用性や弁護士にたいする満足度などの弁護士評価の実情も明らかにされた。

研究成果

• [雑誌論文] 市民の弁護士利用行動からみた弁護士評価の構造と特質 (2009)
  • 著者名/発表者名: 武士俣敦
  • 雑誌名: 特定領域研究ワーキングペーパー集 第5集 ページ: 68-89
• [雑誌論文] 紛争処理と弁護士へのアクセス-法使用行動調査データの分析- (2009)
  • 著者名/発表者名: 武士俣敦
  • 雑誌名: 福岡大学法学論叢 53巻 ページ: 289-328
• [雑誌論文] Mobilization of Legal Professionals by the Ordinary Citizens in Contemporary Japan (2008)
  • 著者名/発表者名: Atsushi Bushimata
  • 雑誌名: Grant-in-Aid for Scientific Research for Priority Areas Working Papers Vol. 2 ページ: 120-133
• [雑誌論文] 市民のトラブル・問題処理における弁護士利用の実態と特徴-弁護士へのアクセスの側面を中心に- (2007)
  • 著者名/発表者名: 武士俣敦
  • 雑誌名: 特定領域研究ワーキングペーパー集 第1集 ページ: 118-132
• [学会発表] トラブル処理における弁護士への助言探索行動と弁護士評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 武士俣敦
  • 学会等名: 日本法社会学会学術大会
  • 発表場所: 神戸大学
  • 年月日: 2008-05-10
• [学会発表] Mobilization of Legal Professionals by the Ordinary Citizens in Contemporary Japan, (2007)
  • 著者名/発表者名: Atsushi Bushimata, Tsuneo Niki & Shiro Kashimura
  • 学会等名: Law and Society Association & Research Committee on Sociology of Law joint meetings,
  • 発表場所: Humboldt University, Berlin
  • 年月日: 2007-07-25
• [学会発表] 市民のトラブル・問題処理における法専門家利用の実態と特徴-民事紛争全国調査からの中間報告- (2007)
  • 著者名/発表者名: 武士俣敦
  • 学会等名: 日本法社会学会学術大会
  • 発表場所: 新潟大学
  • 年月日: 2007-05-12
• [図書] 弁護士の役割と展望、法社会学 (2006)
  • 著者名/発表者名: 武士俣敦、和田仁孝
  • 総ページ数: 187-205
  • 出版者: 法律文化社