研究概要 |
総括班は,特定領域研究「マイクロ・ナノバイオメカニクスの開拓」を円滑に推進するため,総括機能を果たす.4つの研究計画(班)で構成される本プロジェクトが効率的かつ融合的に運営されるよう,会議・研究会の企画,外国人研究者の招聘,研究成果の公表・広報活動などを行っている. 会議・研究会の企画に関しては,第3回特定領域研究進捗状況説明会および第8回全体会議(平成18年8月,北海道)を開催し,研究グループの研究成果に関する情報交換を行った. 平成18年7月ドイツミュンヘンで行われた5th World Congress of Biomechanicsで,本特定領域研究のメンバーが中心となり,Cell mechanics, Molecular biomechanics, Mechanobiology of micro-and nano-scale levels, Computational biomechanicsの4つのセッションを企画・開催し,研究員がほぼ全員参加し計64件の発表をした.第19回バイオエンジニアリング講演会(平成19年1月,仙台)では,オーガナイズドセッション「マイクロ・ナノメカニクス」を企画し,この学会期間中,第9回全体会議を開催した. 外国人研究者の招聘に関しては,今年度,本プロジェクト領域の第一線で活躍する外国人研究者3名を招聘し,上述のバイオエンジニアリング講演会「国際ワークショップ」での講演を依頼するとともに,最新の研究に関する情報を収集した. 研究員の論文がJSME International Journalに3編他国際誌に40編掲載された.本年度得られた研究成果を,一般にも広く公開するため,本プロジェクトに関するホームページ(平成16年4月開設)の内容を更新した. 次年度は,研究成果をまとめた本の発刊,シンポジウム(平成19年11月,東京)の開催を予定している.
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