研究分担者 |
安達 泰治 京都大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (40243323)
松本 健郎 名古屋工業大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30209639)
牛田 多加志 東京大学, 大学院・医学研究科, 教授 (50323522)
田中 正夫 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (40163571)
大橋 俊朗 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (30270812)
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研究概要 |
本領域の研究は14の言画班により行われた.研究の概要は以下の通りである.生命現象の本質的な多様性は,遺伝子のみではなく,細胞をめぐるマイクロあるいはナノスケールの構造と遺伝情報との相互作用によって担われており,その中でも,力学的相互作用の意義は極めて大きい.従って,力学的環境と生命機能の関係を解明することができれば,細胞及び組織の構造と機能をコントロールする手段を見いだせる可能性が高い,そこで,本研究では,細胞及び組織レベルで力が作用した際の応力及び歪を定量的に計測し,また,その応力や歪をセンシングするメカニズムを明らかにすることにより,サイエンスとしてバイオメカニクスの基礎を確立した.そして,その知見を関節軟骨,繊維,肝臓め組織などの再生に応用した. 総括班は,本プロジェクトが効率的かつ融合的に運営されるよう,会議・研究会の企画,外国人研究者の招聘,研究成果の公表・広報活動などを行った.具体的には,以下の通りである. 1. 11回の全体会議を開催した. 2. Asian Pacific Conference on Biomechanics, JaPan-Switzerland Workshop on Biomechanics,日本機械学会バイオエンジニアリング講演会等とジョイントで,全13回のオーガナイズセッション等を開催した. 3. 研究成果を広く公開するためのシンポジウムを開催した. 4. 世界的に第一線で活躍する外国人研究者15名を招聘した. 5. 14名の研究員の研究を紹介した本 Biomechanics at Micro-and Nanoscale Levels, Introduction of the Projectおよび Biomechanics at Micro-and Nanoscale Levels Vblume I縲廬Vを発刊した. 6. 本プロジェクトに関するホームページを作成した.
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