研究課題/領域番号 |
15200045
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研究種目 |
基盤研究(A)
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
岡出 美則 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (60169125)
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研究分担者 |
阿江 通良 筑波大学, 体育科学系, 教授 (10175721)
白井 克佳 国立スポーツ科学センター, スポーツ情報研究部, 研究員 (10321035)
水上 潔 日立総合計画研究所, 研究員
松元 剛 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (90209643)
長谷川 聖修 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (10147126)
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キーワード | ストリーミング / 学校体育 / デジタルコンテンツ |
研究概要 |
本研究の背景には、教育内でのIT化の進行がある。例えば、インターネットの普及は、問題解決に際して個人に求められる資質、能力を大きく変えたと言われる。知識の量が求められるのではなく、必要な情報を探し出し、それを評価し、問題解決のために用いる能力が求められるようになった。体育関係についても同様の状況がみられる。 そこで、本研究では、陸上、体操、球技の3領域を対象に、ストリーミングサーバーを活用した学校体育用のデジタルコンテンツを開発し、体育授業におけるインターネット活用に対応するコンテンツ配信を試みている。 平成15年度は、この目的達成に向け、教育の情報化並びに学校教育用デジタルコンテンツの開発状況に関する情報を収集した。その結果、学校教育用のデジタルコンテンツが多々開発されているとともに、現在、それらを集約するいくつかの機関が存在していること、この動きの中で、学校、教育委員会、企業の共同によるコンテンツ開発が進められていることやコンテンツ利用のガイドラインが作成され始めていることが確認された。例えば、大阪市体育研究会(http://plaza10.mbn.or.jp/~taiiku/)、「教育情報共有化促進モデル事業」HP(http://www.ak.cradle.titech.ac.jp/e-teacher/)、教育情報ナショナルセンター(http://www.nicer.go.jp/)、理科ネットワーク(http://www.rikanet.jst.go.jp/)等である。 他方で、生徒が撮影された映像のプライバシー保護の問題やコンテンツのカスタマイズ機能、検索機能付与の必要性も確認された。 以上のような情報をもとに、ストリーミングサーバーの可能性とストリーミングサーバーを用いたデジタルコンテンツのサンプル、さらには、その内容構成について検討した。サンプルとしては、柔道、器械運動、ハンドボール、基本の運動に関するデジタルコンテンツを収集、作成し、プロトタイプとして柔道を組み込んだサーバーを学内実験用にアップした。
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