研究課題/領域番号 |
15200057
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 独立行政法人メディア教育開発センター |
研究代表者 |
坂元 昂 独立行政法人メディア教育開発センター, 名誉教授 (00016338)
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研究分担者 |
三輪 眞木子 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (90333541)
加藤 浩 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80332146)
苑 復傑 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80249929)
大澤 範高 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (30251721)
山田 恒夫 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (70182540)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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キーワード | ネットワーク学習資源 / ネットワーク学習社会 / 知の国際交流 / 学習資源レポジトリー / メタデータ / 著作権管理 / ユーザインターフェイス / 学習資源評価 |
研究概要 |
ネットワーク上に発信され、提供されている巨大な量の情報には、学習の資源が、膨大に含まれている。学習者の主体的な選択活用によって、あらゆる情報が、人類の形成してきた知の集積として、教育や学習に貢献する。国内の遠隔地に限らず、国外のネットワーク上にある、webサイトの知の国際交流を無視してはこれからの教育を進めることはできない。しかし、現実問題としては、これらの多くの学習資源の中から、自分の学習に適した必要量の情報を簡単な操作で取り出すことができなければ、ネットワーク上にいくら有益な知が山積みされていても、使われず、無駄になってしまう。 そのために、誰でもが、いつでも、どこからでも、自由に参画できる「知の国際交流を支援するネットワーク学習コミュニティー」を形成することが必要である。 本研究集団は、この実現を目指して、現状調査研究、開発評価研究、実践調査研究、実験研究などを通して、ネットワーク学習コミュニティーの組織運営、学習資源の標準化と品質保証、学習資源の共有、再利用、市場、支援環境などの現状とあり方について総合的、多角的に検討し、ネットワーク学習社会における知の国際交流を実現する統合モデルを構築すべく各自の専門を生かしつつ共同研究を行った。研究打ち合わせ、公開全体報告会、学会発表、専門論文などによって、研究の深化を深めてきた。 その結果、世界の学習資源のレポジトリー、LOM,著作権管理、FOSSなどの現状分析、IT指導案システム、日常的にwebによる評価・調査研究を行うREASや、ストリーミング,携帯にも適用できるシステム、シラバス自動抽出などの開発評価、アジアを中心とする国際的な遠隔教育の実践の評価分析、使いやすいインターフェースの開発と効果評価実験など、多くの成果が得られた。
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