研究課題/領域番号 |
15201053
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
若林 正丈 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60114716)
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研究分担者 |
木畑 洋一 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10012501)
古田 元夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50114632)
黒住 真 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00153411)
恒川 惠市 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (80134401)
森山 工 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (70264926)
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キーワード | 脱植民地化 / 植民地 / 植民地主義 / 脱帝国化 / 冷戦 / 民主化 / ナショナリズム / 経済発展 |
研究概要 |
(1)研究分担者のみならず外部の講師を招きワークショップを6回にわたり開催した。(1)井坂理穂「ポスト植民地期のインドにおける言語」(5月24日)、(2)安冨歩「樹状組織と網状組織の運動特性の違いについて--満州と山東小の比較」、(3)周婉窈(台湾・中央研究院台湾史研究所)「植民地教育、臣民化、植民地の『自画像』--台湾意識の歴史的根源」、(4)Alain Delissen (CNRS), On ‘Colonial Dualism'; Christopher Goscha (Univ. of Lyon II), Defining ‘Other': Colonial Legal Categories and Contesting National Identities, (CNRS-Todai Workshop, New Perspective on Colonial Societies : Japan and the West, Sept.25)、(5)網野徹哉「アンデス植民地時代末期のインカ表象:その歴史的作用について」(11月15日)、(6)松本俊郎(岡山大学)「鞍山鉄鋼業を通して見た中国東北における脱植民地化問題」、呉叡人(台湾・中央研究院台湾史研究所)「日本植民地主義の特質と台湾の脱植民地化」(国際ワークショップ「日本植民地主義と東アジアの脱植民地化:中国東北と台湾」、11月27日)。 (2)研究分担者は関連文献の収集につとめ、東京大学大学院総合文化研究科の関連図書室、研究室に納め、研究者の閲覧に供した。 (3)「日本植民帝国脱帝国化関連研究文献目録」(仮称)の作成を開始した。 (4)現地調査:(1)網野徹哉がクスコ地方文書館で文献収集(8月15日〜9月16日)、これに基づき(1)の(5)の報告を行った。(2)恒川恵市が韓国ソウル市に出張し、世宗研究所およびソウル大学の研究者と、植民地経験と独立後の政治体制との関連について意見交換した(2005年2月20〜23日)。
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