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2003 年度 実績報告書

経済倫理の諸伝統の比較研究-日本版経済倫理の確立を目指して

研究課題

研究課題/領域番号 15202001
研究種目

基盤研究(A)

研究機関関東学院大学

研究代表者

杉田 正樹  関東学院大学, 人間環境学部, 教授 (70130937)

研究分担者 竹内 整一  東京大学, 人文社会系大学院, 教授 (80107515)
香川 知晶  山梨大学, 医学部, 教授 (70224342)
加藤 尚武  鳥取環境大学, 学長 (10011305)
小山 嚴也  関東学院大学, 経済学部, 助教授 (60288347)
篠澤 和久  東北大学, 大学院・情報科学研究科, 助教授 (20211956)
キーワードビジネス・エシックス / コーポレート・ガバナンス / 内部告発(ホイッスル・ブローイング) / 価値観 / 行為 / 信頼 / 正義 / 功利主義
研究概要

今年度は、4年間にわたる研究の初年度に当たる.そこで、まずは、基礎的共通了解を得ることから始めた。
我々は、比較思想的な観点から経済倫理を研究するのだが、経営学、経済学の視点からなされた最新の経済倫理を無視することは許されない。このために、3回の研究会を持ったが、その際、一つの柱になったのは、Alan Malachowski編著『BUSINESS ETHICS - Critical Perspectives on Buisiness and Management』(Routlede,2001)という4巻本であった。ここに収録された論文をメンバーが担当して、紹介し、議論を行った。この4巻本は、単著の一部や、雑誌論文の一部を集めたアンソロジーなので、オリジナル本を取り寄せ、翻訳する価値のあるものに関しては、翻訳紹介することも検討中である。
また、すでに研究の進展している研究協力者として、数人の若手、中堅研究者にも、それぞれの研究報告をしていただいた。
研究会での発表は、以下の通り。
1)加藤尚武「ビジネス・エシックスの現状(1)」
2)小山嚴也「ビジネス・エシックスの現状(2)」
3)篠沢和久「ドイツを中心とする西欧の企業倫理について」調査報告
4)杉田正樹「信頼について」
5)加藤泰史「ドイツ語圏におけるビジネス・エシックスの現状」報告
6)香川千晶「フランス、英国におけるビジネス・エシックス関係の資料について」調査報告
7)小山嚴也「ビジネス・エシックスを考えるための経営学の基礎」
8)奥田太郎「ホイッスルブローイングの諸問題」
9)九鬼一人「主体・価値・厚生経済」
10)堂囿俊彦「家族・ジェンダー・企業社会」
これらをふまえ、次年度は、中間発表を行えればと考えている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 竹内 整一: "「おのずから」と「みずから」 日本思想の基層"春秋社. 26 (2004)

  • [文献書誌] 加藤 尚武: "倫理力を鍛える?Q&A善悪の基準がわかるようになるトレーニングブック"小学館. 239 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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