研究課題/領域番号 |
15202007
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研究種目 |
基盤研究(A)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大澤 吉博 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00107418)
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研究分担者 |
三浦 篤 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (10212226)
菅原 克也 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (30171135)
杉田 英明 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90179143)
劉 岸偉 東京工業大学, 外国語研究教育センター, 教授 (30230874)
今橋 映子 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (20250996)
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キーワード | 近代東アジア / 異文化受容 / 異化 / 同化 / 国際研究者交流 |
研究概要 |
平成15年度は標記の研究プロジェクトを開始する年度であったので、研究プロジェクト参加者間での基本的な概念の設定、共有を行った。そのために、まず、平成15年12月13日午前9時から午後4時まで「近代東アジアにおける異文化要素の異化と同化」という主題で国際比較文学会翻訳研究会(使用言語:英語)を学士会分館(東京都文京区本郷7-3-1)で行った。アメリカ・ブラジル・中国・韓国から翻訳研究者を6名招聘し、意見交換、討議を行った。その報告草案は研究代表者のもとにすでに提出されているが、現在、その草稿は推敲中であり、推敲ののち同シンポジウム最終研究報告書として近々纏められる。そのシンポジウムには本プロジェクトの研究分担者も加わり、討議をより活発なものとし、意見交換をより建設的なものとした。詳細については同シンポジウム最終報告書を参照されたい。 さらに台湾大学から4名の研究者を招聘し、平成16年1月10日午前10時から午後5時30分まで日台国際シンポジウム「異文化の異化と同化-日本と台湾」(使用言語:日本語)を東京大学駒場キャンパス学術交流ホールで行った。このシンポジウムには本研究分担者のほかに東京大学大学院総合文化研究科教官4名も加わり、近代の日本、中国、韓国における異文化要素受容の様態について意見交換し、その問題について討議した。この会議の発表草稿もすでに研究代表者のもとに提出されているが、これも現在推敲中で、推敲が終わり次第、最終研究報告書としてまとめられる。 以上のようなシンポジウムが本年度、日本で開催されたが、そのほかに研究代表者、大澤は平成15年11月6-7日にヴァージニア州ノーフォークのオールド・ドミニオン大学で行われた日本研究集会に招聘されたので、「日米における翻訳原理の差異」(発表言語:英語)を発表した。
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