| 研究課題/領域番号 |
15202017
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| 研究種目 |
基盤研究(A)
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| 研究機関 | 東京大学 |
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研究代表者 |
保谷 徹 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (60195518)
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| 研究分担者 |
鶴田 啓 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (10172066)
松井 洋子 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (00181686)
榎原 雅治 東京大学, 史料編纂所, 教授 (40160379)
小野 将 東京大学, 史料編纂所, 助手 (70272507)
松澤 克行 東京大学, 史料編纂所, 助手 (40282529)
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| キーワード | 日本史 / 史料 / 東アジア / 前近代史 / ロシア / 中国 / 南欧 / 対外交渉 |
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| 研究概要 |
本研究の目的は、前近代東アジアにおける日本関係史料の系統的・組織的な調査と収集を行ない、東アジア各地に所在する日本史史料の全体構造に見通しをつけることにある。
今年度は、「前近代日本の史料遺産プロジェクト」(研究代表者:石上英一)、「日本史史料が結ぶ東アジア日本学研究の交流推進プロジェクト」(研究代表者:保谷)などと連携して以下のような史料調査および史料情報収集活動をおこなった。
1)海外出張調査
・サンクトペテルブルグ市(ロシア連邦)に出張し、ロシア国立海軍文書館・同歴史文書館・同海軍中央博物館・科学アカデミー東洋学研究所の日本関係史料を調査し、複写コピーを持ちかえった。
・モスクワ市(ロシア連邦)に出張し、ロシア帝国外交史料館の日本関係史料を調査し、複製を依頼した(後日、約500枚を受理)。
・スペイン王国・ポルトガル共和国・イタリア共和国に出張し、スペイン王立武器庫博物館(マドリッド市)・王立史学士院文書館(同)・ポルトガル国立図書館(リスボン市)・マルチャーナ国立文書館(ベネチア市)・ベネチア国立文書館(ベネチア市)・バチカン図書館(バチカン市国)の、主に戦国から近世初期にかけての遣欧使節・対外交渉に関する日本関係史料の調査を行った。
2)ロシア史料と史料情報収集
・ロシア国立海軍文書館の日本関係史料目録を現在作成中であり、歴史文書館の日本関係史料の解説目録作成も次年度より作成作業に入る。科学アカデミー東洋学研究所(サンクトペテルブルグ支部)の日本関係写本史料目録は作成済み(別途経費)。これまでに収集したロシア語史料および目録類はそれぞれ解読および翻訳作業を継続している。
3)漢文史料の情報整理
・大日本史料等に用いた漢籍史料の典拠情報を整理し、さらに400件以上におよぶ日本関係記事の抽出作業を行なった。
4)研究集会等
・計4回の研究集会をおこない、また研究所主催の日露関係史料国際研究集会の中核をになって活動した。
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