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2005 年度 実績報告書

経済発展戦略からみた所得分布と担税能力との関連の統計的国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 15203011
研究機関東京国際大学

研究代表者

神谷 傳造  東京国際大学, 経済学研究科, 客員教授 (10051418)

研究分担者 吉田 建夫  岡山大学, 経済学部, 教授 (00150889)
浜田 文雅  東京国際大学, 経済学部, 教授 (20051229)
白須 孝  東京国際大学, 経済学部, 教授 (40306246)
松田 芳郎  東京国際大学, 経済学部, 教授 (30002976)
菅 幹雄  東京国際大学, 経済学部, 助教授 (50287033)
キーワード所得分布 / アジア / ミクロデータ / 統計調査
研究概要

国連アジア太平洋統計研修所(UNSIAP)出身で,各国統計局員で東京国際大学大学院博士課程に在学中の韓国,インドネシア、バングラデシュ,ネパール,グルジアからの統計官僚の協力を得て,ミクロデータによる所得分布の時系列的な変化を測定・分析した.なお,韓国,インドネシアと研究代表者である神谷および研究分担者である松田との共同研究は研究プロジェクト発足当初から引き続いて行ってきたものであり,ミクロデータを用いた所得分布(厳密には消費支出分布)の測定に関する研究を発展させたものである.さらに,フィリピンのミクロデータを用いたインドネシアの所得分布との比較分析,および韓国の所得分布変動の要因解析を行った.また,韓国,インドネシアの留学生との共同研究の成果は神谷他によりまた松田と総務省統計研修所員との共同研究である全国消費実態調査の個票を用いた別住単身世帯の所得分布に及ぼす効果の解析、周防・松田等による日本の演奏芸術家の所得調査のパネルデータによる所得分布の分析結果は,2005年5月23日から26日にかけて,イタリア・シエナで開催されるジニ・ローレンツ・コンファレンスで報告した.同コンファレンスは,所得分布の不平等尺度の発展に寄与したジニ(Gini)とローレンツ(Lorenz)に因んでおり,所得分布の測定に関する国際的な成果報告の場に相応しいことから,特に発表の場として選んだものである.さらに,産業連関表を用いた所得分布モデルの分析を行った.この研究成果については菅が,2005年6月に中国・北京で開催される国際産業連関分析学会,2006年2月17日経済産業省調査統計部懇談会で発表を行った.また,これらの研究成果を国際的な場で発表するために2006年3月25日,26日に東京国際大学第1キャンパス(埼玉県川越市)で各国の統計局から専門家を招聘して国際コンファレンスを開催した.

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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