研究分担者 |
吉田 健夫 岡山大学, 経済学部, 教授 (00150889)
清水 雅彦 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (80051796)
白須 孝 東京国際大学, 経済学部, 教授 (40306246)
松田 芳郎 青森公立大学, 経営経済学部, 教授 (30002976)
菅 幹雄 東京国際大学, 経済学部, 教授 (50287033)
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研究概要 |
1.国連アジア太平洋統計研修所(UNSIAP)出身で,東京国際大学大学院経済学研究科後期博士課程に在学中である韓国,インドネシア,バングラデシュ,モンゴル,グルジアからの留学生(出身国の統計局から派遣留学)の協力を得て,これらの国々について所得分布の時系列的な変化をミクロデータを用いて測定・分析した.なお,韓国,インドネシアの留学生と研究代表者である神谷および研究分担者である松田との共同研究は研究プロジェクト発足当初から引き続いて行ってしいるものである. 2.平成17年度に引き続き平成18年11月4日・5日に,新宿NSビル(東京都新宿区)において国際コンファレンスを開催し,海外の統計官僚を招待して開発途上国における最新の調査・研究動向についての知見を得ると共に,東京国際大学大学院経済学研究科に在学中である統計官僚との共同研究の成果を発表し,国際的に情報発信を行った.今年度は最終年度であることから,特に官庁ミクロデータの公開とミクロデータベースセンターの実現(Overview of the Disclosure of Official Micro Data to Realize a Vision of Micro data Database Center)という主題に焦点を当てて会議を開催した.その結果,同趣旨に関して各国の参加者より積極的な賛同が得られた.そこで,ミクロデータベースセンターの実現に向けて,次の研究を進めるための具体的検討に進むことになった.なおそれぞれの国の世帯データのミクロデータを提供することに関しては、参加国の統計局の責任者と交流協定の締結をみた.
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