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2003 年度 実績報告書

中等教育の多様化に柔軟に対応できる高大接続のための新しい大学入試に関する実地研究

研究課題

研究課題/領域番号 15203031
研究種目

基盤研究(A)

研究機関筑波大学

研究代表者

白川 友紀  筑波大学, 機能工学系, 教授 (20112021)

研究分担者 鴫野 英彦  大学入試センター, 研究開発部, 教授 (80321561)
夏目 達也  東北大学, アドミッションセンター, 教授 (10281859)
山岸 みどり  北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (20211625)
渡辺 公夫  筑波大学, 数学系, 教授 (50015913)
武谷 峻一  九州大学, 高等教育総合開発研究センター, 教授 (60038073)
キーワード入学試験 / 高大接続 / AO入試 / 理科離れ
研究概要

1.研究打ち合わせ・研究会
本研究の採択を受けて、まず、平成15年6月5日(木)、国立大学入学者選抜研究連絡協議会の昼休み中に、パレスホテル立川(東京都立川市)において、6大学と大学入試センターのメンバーが会合を持ち、研究の進め方と交付申請について打ち合わせを行った。研究費交付後の第1回目の会合として、平成15年12月24日、茗渓会館(東京都文京区大塚)において、5大学と入試センターのメンバーで研究の進捗状況の報告や打ち合わせを行った。また、平成16年3月14〜15日には、KKR宮の下(神奈川県足柄下郡箱根町)において、高校教員や博物館の学芸員も参加して、高大接続ならびに理科離れと大学入試についての研究会を開催する。
2.調査・研究
海外調査研究は当初SARSのため中止したが、年度途中から沈静化したこともあって、個々の判断により海外調査研究を遂行した研究者もいる。本年度中止した分も含め、来年度は積極的に海外調査研究を行いたい。
AO入試の実態調査と入学者の追跡調査は、7大学全部において精力的に行われた。ただ、大学によっては学内事情等により、調査結果のデータを外部に出しにくい場合がある。しかし、本研究では必ずしも結果のデータをすべて必要としているのではなく、メタレベルでのモデルに対する適合度が測れる程度のデータがあれば良いので、今後、モデルの構築を行っていく過程で具体的にどのようなデータが必要かを検討しつつさらに研究を進めていきたい。
Webによるアンケートシステムを開発するため、筑波大学においてシステムのプロトタイプを作成し実験を行った。教官向けのアンケートと在学生向けのアンケートはすでに実施し、3月にはAC入試合格者向けのアンケートを行う。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 白川友紀, 島田康行, 渡邊公夫, 山根一秀: "筑波大学AC入学者の追跡調査-平成12年度入学者の3年目と14年度入学者-"大学入試研究ジャーナル. No.14(未定). (2004)

  • [文献書誌] 島田康行, 白川友紀, 渡邊公夫, 山根一秀: "入学前教育に対する学生自身の意識-筑波大学AC入試合格者の場合-"大学入試研究ジャーナル. No.14(未定). (2004)

  • [文献書誌] 武谷峻一, 柴田洋三郎, 三隅一百: "入学前・入試・初年次・専門科目成績の相関-9,600人の追跡調査-"大学入試研究ジャーナル. No.14(未定). (2004)

  • [文献書誌] 渡辺哲司, 武谷峻一: "入試データから見た九州大学のAO選抜"大学入試研究ジャーナル. No.14(未定). (2004)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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