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2006 年度 実績報告書

在欧日本古典籍に関する日仏伊共同学術調査

研究課題

研究課題/領域番号 15251003
研究機関国文学研究資料館

研究代表者

谷川 恵一  国文学研究資料館, 複合領域研究系, 教授 (10171836)

研究分担者 山下 則子  国文学研究資料館, 文学形成研究系, 教授 (40311162)
齋藤 真麻理  国文学研究資料館, 文学形成研究系, 助教授 (50280532)
木戸 雄一  国文学研究資料館, 複合領域研究系, 助手 (30390587)
久保木 秀夫  国文学研究資料館, 文学資源研究系, 助手 (50311163)
キャンベル ロバート  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50210844)
キーワード在欧日本書籍 / フランス / イタリア / パリ東洋語図書館 / キオッソーネ東洋美術館 / コレージュ・ド・フランス / ナポリ国立図書館
研究概要

1.フランス
本研究課題の成果を総括し、それをフランスを中心とした日本学研究者に広く知らせるため、2月16日にパリのコレージュ・ド・フランスにおいて、国文学研究資料館とコレージュ・ド・フランス日本学高等研究所との共催で、公開シンポジウムを行った。「集と断片」というテーマの下、日本から参加した十四名を含む約六十人の研究者が集り、寺田澄江(フランス国立東洋言語文化大学)「断片の構造-『古今和歌集』の物名」、田渕句美子(研究分担者;国文研)「勅撰和歌集の恋歌-藤原定家の非題詠歌を例に-」等、日仏の五人の報告について活溌な討議を行った。このシンポジウムの記録を、「境界を越える日本文学研究」と題して、3月に国文学研究資料館より刊行した。
また、パリの東洋語図書館蔵書を調査したデータベースについて、東洋語図書館のホームページから公開するための最終準備を行った。
2.イタリア
イタリア調査は、館内者1名、館外者1名で行った。ジェノバ市立キオッソーネ東洋美術館(2007年3月10日〜16日)では、目録作成のための再調査及び最終確認を行った。再調査及び最終確認は、調査カードに基づいて必要事項をエクセル形式に目録化した第一段階のもの(前回調査で既に朱筆訂正加筆済)と、その第一段階目録を訂正した第二段階目録、既調査カードコピー、前回撮影写真及び撮影機器を持参した。前回調査や校正加筆の際に問題となった箇所の確認をすると共に、書誌的に重要な箇所のデジタル写真撮影も再度行った。また、キオッソーネ東洋美術館学芸員のドナテッラ氏と、目録作成に関して必要な手順(ジェノバ市への調査報告書提出と目録作成に関する伺い)について話し合い、目録刊行までのタイムテーブルなども策定した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 境界を越える日本文学研究2007

    • 著者名/発表者名
      国文学研究資料館編
    • 総ページ数
      35
    • 出版者
      国文学研究資料館
    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2015-08-19  

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