研究分担者 |
村上 恭通 愛媛大学, 法文学部, 助教授 (40239504)
小畑 弘己 熊本大学, 文学部, 助教授 (80274679)
宮本 一夫 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 教授 (60174207)
中橋 孝博 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (20108723)
西本 豊弘 国立歴史民族博物館, 考古研究部, 教授 (70145580)
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研究概要 |
1.研究の目的および実施基本計画 本研究は完新世前期の環境変化に対する生業システムの適応に関する研究を行うため、南沿海州地方をフィールドに選択し、遺跡の発掘調査を中心に、この問題に対処する。 2.本年度の研究実績 本年度は狩猟採集経済から初期農耕経済への移行の問題を把握するため、ロシア共和国南沿海州地方のクロウノフカ1遺跡の発掘調査を実施した。その後の整理・研究は以下のとおりである。 1.2003年7月末〜8月初旬(12日間) クロウノフカ1遺跡の発掘調査(甲元・宮本・小畑・西本・富岡) 2.2003年11月初旬(4日間) クロウノフカ1遺跡および初期鉄器時代資料調査(村上) 3.2003年12月初旬(4日間) クロウノフカ1遺跡の発掘資料整理および沿海州出土の古人骨研究(甲元・中橋・宮本・小畑) 3.学会発表 1.「南沿海州クロウノフカ1遺跡の2003年度発掘調査について」(甲元眞之・宮本一夫・小畑弘己・Y.ヴォストレツォフ・E.セルグシェーワ)2004年2月28・29日 第5回北アジア調査研究報告会、札幌大学、札幌市 2.「沿海州における初期農耕の新資料について」(Y.E.ヴォストレツォフ・E.Aセルゲシェーワ・甲元眞之・宮本一夫・小畑弘己),2003年9月11-25日,オクラドニコフ生誕95周年記念・極東考古学50周年記念国際会議「世紀から世紀へ」,極東国立大学,ロシア共和国ウラジオストック市. 3.「クロウノフカ1遺跡の新たな新石器時代土器資料について」(Y.E.ヴォストレツォフ・ELゲリマン・甲元眞之・宮本一夫・小畑弘己),2003年11月17-25日,オクラドニコフ生誕95周年記念・極東考古学50周年記念国際会議「世紀から世紀へ」,極東国立大学,ロシア共和国ウラジオストック市.
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