研究課題/領域番号 |
15252008
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研究種目 |
基盤研究(A)
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
北原 淳 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (30107916)
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研究分担者 |
上田 曜子 流通科学大学, 商学部, 教授 (20223472)
竹内 常善 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (90093773)
平川 均 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (60199049)
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キーワード | アジア / 中小企業 / 持続的発展 |
研究概要 |
対象のアジアを3地域に分け、東南アジア班(北原、上田)、NIES班(平川)、中国班(竹内)を構成し、各地域の中小企業について、官庁聞取り調査・資料収集、フィールド対象地選定および予備調査(資料収集、聞取り調査)を行った。(1)東南アジア班は、タイ東北地方のコーラート、ノンカーイ、コンケーンを調査地とした。バンコクでの資料収集に加えて、コーラートでは商工会議所で聞取りをし、スラナリー大学で工業省中小企業支援プログラム調査資料を収集し、ノンカーイでは県工業局で聞取りをし、縫製業の特徴ある事例の聞取りをし、コンケーンでは委託調査により一村一品運動について調査票・聞取り調査を行った。(2)NIES班は台湾と韓国で予備調査を行った。台湾では、エレクトロニクス産業の企業調査を行い、協力研究者とワークショップを行って研究の焦点について議論し、今後の共同研究スケジュールを検討した。韓国についてはすでに実績のある調査票調査の経験をふまえて、共同研究者と調査スケジュールを検討した。両者の比較が今後の課題である。(3)中国については江蘇省・四川省社会科学院等と協力しながら、予備調査として中小企業の典型的な事例について聞取り調査を行い、今後の共同研究の可能性と委託調査の可能性について検討した。また東南アジアとの比較も視野に加えた。
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