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2003 年度 実績報告書

20世紀ロシア農民史研究

研究課題

研究課題/領域番号 15252009
研究種目

基盤研究(A)

研究機関東京大学

研究代表者

奥田 央  東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (80092170)

研究分担者 梶川 伸一  金沢大学, 文学部, 教授 (50194733)
松井 憲明  釧路公立大学, 経済学部, 教授 (80111144)
鈴木 健夫  早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (30063746)
浅岡 善治  宮崎大学, 教育文化学部, 講師 (80347046)
野部 公一  専修大学, 経済学部, 助教授 (10356321)
キーワードロシア / 20世紀 / 農民 / コルホーズ / 共同体 / 農業改革 / ソフホーズ / ネップ
研究概要

平成15年度は、最も重要な催しとして、11月14日から17日まで静岡県裾野市の富士教育研修所において、「20世紀ロシア農民史」のテーマで、7名のロシア人研究者と12名の日本人研究者が参加した国際研究集会を開いた。研究集会においては、ロシア側より、1880年代から1920年代までのタンボフ県の農業について(S・エシコフ)、1930年代のコルホーズ農民の労働について(M・グルムナーヤ)、1960年代〜1990年代の農業の近代化と脱農民化(V・ナウハツキー)について報告があり、日本側から、革命前の農民共同体と農業諸改革について(鈴木健夫)、1920年代の農民通信員運動について(浅岡善治)、19世末から1920年代における農村女性の性について(広岡直子)報告があり、活発な討論がおこなわれた。研究集会においては、20世紀ロシア農民史の共同研究についての方針についても議論がなされた。報告と討論はすべてロシア語でなされ、報告は、H.Okuda(ed.),History of the Russian Peasantry in the 20th Century (volume 2). CIRJE, Faculty of Economics, University of Tokyo,Discussion Paper F-Series, 2004に公表された。
研究代表者と研究分担者は別紙に記載された役割分担にしたがって個人研究にも従事した。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 奥田 央: "ロシアの「私的土地所有」:伝統と現代"比較経済体制学会年報. 41・1(発表予定). (2004)

  • [文献書誌] 奥田 央: "ロシアにおける農民共同体の最終段階について"経済学研究(九州大学経済学部). 70・4-5(発表予定). (2004)

  • [文献書誌] 鈴木 健夫: "ロシアにおけるアジア-19世紀の「アジア」概念-"川勝平太編『アジア太平洋経済圏史』(藤原書店). 343-348 (2003)

  • [文献書誌] 松井 憲明: "ソ連時代の農民家族-変化と伝統"ロシア史研究. (発表予定). (2004)

  • [文献書誌] 野部 公一: "ロシアの農業動向とWTO加盟"平成15年度CIS地域食料農業情報調査分析検討事業実施報告書. 60-71 (2004)

  • [文献書誌] 浅岡 善治: "ボリシェヴィズムと「出版の自由」-初期ソヴィエト出版政策の諸相"思想. 952号. 32-61 (2003)

  • [文献書誌] 野部 公一: "CIS農業改革研究序説-旧ソ連における体制移行下の農業-"農文協. 368 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2014-01-31  

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