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2003 年度 実績報告書

日本の発展途上国に対する理数科教育援助:教室レベル・インパクトの評価

研究課題

研究課題/領域番号 15252013
研究種目

基盤研究(A)

研究機関広島大学

研究代表者

長尾 眞文  広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 教授 (10304461)

研究分担者 澤村 信英  広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 助教授 (30294599)
黒田 則博  広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 教授 (80274140)
石井 眞治  広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (60112158)
下條 隆嗣  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (50014767)
浜野 隆  広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 助教授 (00262288)
キーワード理数科教育 / 教育援助評価 / 教室レベルの援助効果 / 日本の教育援助 / 発展途上国の教育
研究概要

本研究の目的は、近年、拡大傾向にある日本の対発展途上国理数科教育支援について、既に実施された、あるいは現在実施中の技術援助事業を教室レべルにおけるインパクトの視点から、横断的に評することにより、その有効性と効率性を明らかにするとともに、評価結果の事業間フィードバックの可能性を模索することにある。
3年計画で行う本研究の初年度は、導入研究として、事例検討対象領域として選択した理数科教育分野でこれまでに実施された、あるいは実施中の国際協力事業団技術協力事業5案件(フィリピン、インドネシア、ケニア、南アフリカ、ガーナ)のそれぞれについて資料の収集と分析を行い、共通の事業内容の記述を作成した。また、既存の文献サーチと調査対象国への出張調査に基づき、援助の教室レベルでのインパクトを分析するための共通の枠組み構築を行った。
この研究は、各対象国について日本人研究者と現地研究者各1名からなるチームを形成して実施することにしている。この研究体制確立のため、平成16年1月21日〜23日に、フィリピン大学国立理数科教育研究研修所で研究ワークショッブを行い、対象事業に関して共通の理解を得るとともに、来年度のフィールドワーク実施に向けて分析枠組みと手法の共有するための議論を行った。初年度の研究活動の成果は、対象5事業の内容を記述するペーパーと共通の分析枠組みペーパーである。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 長尾 眞文: "教育援助評価の現状と課題"国際教育協力論集. 第6巻第1号. 1-18 (2003)

  • [文献書誌] 長尾 眞文: "実用重視評価の理論と課題"日本評価研究. 第3巻第2号. 57-68 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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