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2005 年度 実績報告書

日本の発展途上国に対する理数科教育援助:教室レベル・インパクトの評価

研究課題

研究課題/領域番号 15252013
研究機関広島大学

研究代表者

長尾 眞文  広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 教授 (10304461)

研究分担者 石井 眞治  広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (60112158)
黒田 則博  広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 教授 (80274140)
澤村 信英  広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 助教授 (30294599)
池田 秀雄  広島大学, 大学院・国際協力研究科, 教授 (50112165)
下條 隆嗣  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (50014767)
キーワード理科教育 / 教育援助評価 / 教室レベルの援助効果 / 日本の教育援助 / 発展途上国の教育開発
研究概要

本研究の目的は、近年、拡大する傾向にある日本の発展途上国に対する理数科教育支援について、既に実施された、あるいは現在実施中の技術援助事業を教室レベルにおけるインパクトの視点から、横断的に評価することにより、その有効性と効率性を明らかにすること、さらに、評価結果の事業間フィードバックの可能性を模索することにあった。
3年計画の本調査の中核的部分は、1年度目の導入研究において検討した共通の分析枠組みを活用して、調査対象5カ国(フィリピン共和国、インドネシア共和国、ケニア共和国、南アフリカ共和国、ガーナ共和国)で実施した現地調査(フィールドワーク)であった。この調査は現地側協力者と日本側研究者が共同で行った。調査手法は、教室での観察、教員、生徒に対するアンケート・面接、フォーカス・グループ等のデーター収集に基づく定性的分析を主とし、事例によっては定量的な検討を加味した。現地調査の結果は、平成17年12月15日〜17日にケニアッタ大学(ケニア・ナイロビ市)で開いた研究ワークショップで相互比較の視点から検討を加え、各事例報告にまとめた。研究ワークショップでは、各国での事例分析の結果を横断的に統合するためのメタ分析のあり方についても討議した。
本研究の成果は、研究課題に関連する文献のサーヴェイ、5カ国における事例研究の結果、横断的分析により得られる示唆から成る最終成果報告書にまとめた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Japan' s Experience with Technical Development Cooperation in Basic Education : A Case in Ghana2005

    • 著者名/発表者名
      Kuroda, Norihiro
    • 雑誌名

      国際教育協力論集 第8巻第1号

      ページ: 17-33

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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