研究分担者 |
荒井 修亮 京都大学, 大学院・情報学研究科, 助教授 (20252497)
赤松 友成 独立行政法人水産総合研究センター, 水産工学研究所, 主任研究官 (00344333)
綿貫 豊 北海道大学, 大学院水産科学研究院, 助教授 (40192819)
坂本 亘 近畿大学, 水産研究所, 教授 (50013587)
高橋 晃周 国立極地研究所, 研究教育系, 助教授 (40413918)
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研究概要 |
4年間に及ぶ本研究の3年目に当たる平成17年度は、極域・亜寒帯域・温帯域における野外観測を実施した。さらに、過去に得られたデータを用いて解析したところ、来年度以降本研究を進めて行くにあたって参考となる成果が得られたので、論文発表を行った。 極域におけるエンペラーペンギン調査)アメリカ合衆国スクリップス研究所P.Ponganis博士らと共同で、平成17年10月から12月にかけて、アメリカ南極基地マクマードから200kmはなれたワシントン岬において、エンペラーペンギン調査を実施した。子育て期間中の親鳥の潜水中の行動データが得られた。 亜寒帯域における海鳥調査)平成17年12月から1ヶ月間,インド洋亜南極圏のケルゲレン島において海鳥調査を実施し,潜水行動および飛翔行動に関するデータを得た. 温帯域におけるオオミズナギドリ調査)平成17年5月から11月にかけて,岩手県釜石市三貫島においてオオミズナギドリ調査を実施し,採食トリップ中の行動データ,経験表層水温,および近海で捕食した餌生物に関するデータを得た. 温帯域におけるウミガメ調査)平成17年7月から10月にかけて,岩手県大槌町周辺の定置網で捕獲されるウミガメを用いたデータロガー切り離し実験を実施した.索餌回遊中の亜成体の潜水行動記録を得ることができた.
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