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2005 年度 実績報告書

工学技術デジタルアーカイブのためのアーカイビング手法ならびにその体系的提示法

研究課題

研究課題/領域番号 15300039
研究機関国立情報学研究所

研究代表者

末松 安晴  国立情報学研究所, 顧問 (40016316)

研究分担者 坂内 正夫  国立情報学研究所, 所長 (30107370)
安達 淳  国立情報学研究所, ソフトウェア研究系, 教授 (80143551)
高野 明彦  国立情報学研究所, ソフトウェア研究系, 教授 (00333542)
片山 紀生  国立情報学研究所, 情報メディア研究系, 助教授 (60280559)
キーワード工学技術デジタルアーカイブ / デジタルアーカイブ / デジタルコンテンツ / 技術遺産 / コンテンツ管理
研究概要

平成17年度には、平成16年度から継続して整備を進めている工学技術デジタルアーカイブのプロトタイプシステムを用いつつ、アーカイビング手法ならびに体系的な提示法について、多角的に検討・検証作業を行った。具体的には、以下の4つの項目を重要検討課題と位置付け、電気電子・情報関連分野の学会と連携しながら、プロタイプシステムに基づいて実際的な検討を行った。重要課題として取り上げたのは、(1)工学技術を特徴付けるためのキーワードの在り方、(2)工学技術デジタルアーカイブにおける知的財産権の取扱い、(3)工学技術デジタルアーカイブが格納する技術情報の在り方、(4)工学技術デジタルアーカイブの利便性を高めるためのユーザインターフェイスの4つである。(1)については、選択式と自由記入を併用する有効性を検証した。(2)については、関連法規の確認と、知的財産権を守る上でどのような点に配慮する必要があるかについて精査した。(3)については、平成16年度の活動で絞り込まれたデータ項目について、それぞれの重要性・優先度の違いについて調査するとともに、各データ項目を収集する上でどのような点に注意する必要があるかについてプロトタイプシステムの試作データに基づいて具体的に検証した。(4)については、ディレクトリ検索とキーワード検索の利害得失について検討するとともに、体系的な提示を行う手段としての技術年表の有用性について検証した。これらの検討結果は、いずれも工学技術デジタルアーカイブの構築における本質的な問題を扱ったものであり、本研究の成果は、今後、工学技術デジタルアーカイブが普及していく中において、有用な知見を与えるものと考えている。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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