研究課題
基盤研究(B)
環境問題は、身近な問題であると共に地球全体のシステムとして重要である。しかし、地域や国の利害関係によって様々な環境に関する規則、基準、法律が非科学的判断により決定される現状が多くみられる。上記の現状を踏まえて、統計科学は個別分野に適した科学的方法論の構築により環境問題の解決に寄与すべき責任がある。本研究では、環境問題の中で水環境に注目し、統計科学が深く関与すべきテーマの幾つかを環境科学者とともに議論・検討し、統計科学の観点に基づく問題の整理を行い、その問題解決に向けた学際的な研究を推進してきた。具体的には、主に下記の3つの課題に取り組んできた。・ 水質モニタリングの評価とモデリング(多変量的観点)・ 急慢性毒性値に関する統計的評価(一変量的観点)・ 統計科学と環境科学のパートナーシップの形成(情報循環の組織化)。パートナーシップの形成するために、統計数理研究所を主催として、ISMシンポジウム[環境科学と統計科学の新たな融合]を開催した。また、外国人研究者を招聘して、workshop[Environmental Correctives andMeasures for Sustaining Ecological Conditions]を開催した。
すべて 2005 2004 2003
すべて 雑誌論文 (21件) 図書 (1件)
ISMシンポジウム予稿集
ページ: 19-20
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ページ: 23-35
Chemosphere 58
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Energy 3
統計数理 第52巻 第2号
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