研究概要 |
本研究ではGPSからの位置情報の時系列をいかに地理的に解釈・推論して有用なバリアフリー関連の知識として獲得できるか,またそれに基づいていかに利用者入力を最小化できるかという知的システム構築に重点を置いて基盤となる理論,プラットフォームおよびソフトウェアを開発した.本研究の成果は大きくつぎの6つに分けられる. 1.高精度GPSを用いた利用者参加支援ネットワーク型バリアフリータウンマップ生成系の計画と概要ならびにプラットフォームを開発した.クライアントとサーバからなるシステムの構造と機能を設計し,必要な開発項目を明らかにした.2.GPSデータから得られる車椅子の軌跡から,自動的にGSGと呼ばれる地図の基本フレームワークを生成する基本アルゴリズムを開発し実装した.3.クライアントである車椅子エージェントの移動性を考慮したエージェント間通信のトラフィック量に関する実験および評価を行った.4.車椅子クライアントの利用者に快適なヒューマンインタフェースに基づく入力手段を提供することを目的として加速度センサを用いたジェスチャ認識システムを開発した.5.地図情報の獲得およびそれに基づくクライアントの制御のために強化学習に基づいてマクロ行動の記述と獲得を行う技術を開発した.6.高精度GPSを用いた利用者参加支援ネットワーク型バリアフリータウンマップ生成系ソフトウェアの基盤となる部分の機能仕様を詳細に設計した.
|