研究課題/領域番号 |
15300237
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
武藤 孝司 獨協医科大学, 医学部, 教授 (30209986)
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研究分担者 |
橋本 充代 獨協医科大学, 医学部, 助手 (00316580)
春山 康夫 獨協医科大学, 医学部, 助手 (20406185)
福田 洋 順天堂大学, 医学部, 講師 (70384120)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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キーワード | 生活習慣病 / 健康行動理論 / 予防 / 健康教育 / 経済的評価 / ステージ理論 / PRECEDEモデル / 社会的学習理論 |
研究概要 |
生活習慣病予防プログラムに対する企業ニーズを調べるため、1,372社を対象として質問紙調査を行った結果、生活習慣病予防プログラムの実施率及び実施予定がメンタルヘルス対策に比べると低く、生活習慣病予防の啓発と魅力的なプログラム開発の重要性が示唆された。産業医・保健師に対して実施したヒアリング調査の結果、事業形態の変化やIT化に伴う勤務形態の多様化を考慮すること、参加型・体験型のコースを設けることの重要性が指摘された。ステージ理論,PRECEDEモデル、行動科学理論、社会的学習理論を取り入れ、生活習慣改善目標を立てるためのツールとしてHealth Management 21(HM21)という生活習慣自己評価用問診票を開発した。それを用いて保健師が栄養と身体活動について指導するプログラムを開発し、それを業務形態の異なる事業所で用い、その評価を実施した。対象者は肥満、耐糖能異常、高血圧、高脂血症のいずれかを有しており、薬物治療を受けていない男性従業員とした。評価デザインは準実験デザインとし、対照群は同じ企業の性年齢をマッチした従業員とした。営業職場でHM21を用い個別面接方式で一人約30分の保健指導を実施し、対照群には社内便で生活習慣病予防に関する情報提供を行った。終了後の評価では総コレステロールが介入群で有意に低下した。技術系職場では社員の配偶者に対して集団指導方式で2時間の栄養指導を実施し、電話によりフォローアップを行った。対照群には保健師が社員本人に対して約10分間保健指導を行った。介入1年後の評価では総コレステロールが介入群で有意に低下した。営業・事務系職場で減量プログラムを実施し、体重、体脂肪率、腹囲が有意に低下した。経済的評価として経営者の立場から費用効果分析を行い、コレステロール低下と体重減少に関して対照プログラムと比較してより費用効果的な結果が得られた。
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