研究課題/領域番号 |
15300249
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
渡邊 孝男 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (20004608)
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研究分担者 |
中屋 紀子 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (40074108)
田中 武男 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30091531)
鎌田 慶朗 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (50124566)
小金澤 孝昭 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (70153517)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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キーワード | 食教育 / 学校給食 / 農業理解 / 環境教育 / 栄養教育 / 食生活 / 総合的学習 / 食文化 |
研究概要 |
平成15年度から17年度にかけて、研究協力校を組織し、小学校6校、中学校4校、高校2校で、学校給食を活用した食教育のカリキュラム開発を行った。小学校でのカリキュラム開発では(1)みみずを活用した土壌と野菜作りについての授業カリキュラム(2)学校田を使った無農薬米作りの授業カリキュラム(3)稲作栽培と稲作と他の農産物とのつながり(納豆づくり、わら半紙づくり等)を理解させるカリキュラム(4)学校給食と栄養バランスを理解させる栄養教育カリキュラムなどを開発してきた。中学校では、(1)社会科や総合的学習の時間を活用した大豆栽培・豆腐作りから食糧問題を理解させるカリキュラム(2)養護学校の学校給食と配膳活動のカリキュラム(3)中学校学校給食メニューの調理実習カリキュラムなどを開発した。高校では、全寮制高校の3食給食と生徒の摂食行動について調査・研究を行った。大学での食教育カリキュラムでは、総合科目『学校給食』のカリキュラムの改善を行った。とくに農産物直売所での農産物調査の体験学習を導入し、学生の反応調査を行った。開発されたカリキュラムの内容については、報告書に取りまとめた。 これらの研究内容については、毎年年度末に公開研究セミナーを開催した。この結果、この研究セミナーの内容をHPで情報入手した東京の大学院生が研究成果を発表するために参加した。また、年度末の研究セミナーの他にも、公開研究会を開催し、文部省学校給食調査官や学校給食を活用した食育を実践している各地域の栄養職員や教員を招いて勉強会を重ねた。また現地調査では、熱塩加納村や金山町の学校給食調査を行った。
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