研究課題/領域番号 |
15300258
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
大高 泉 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (70176907)
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研究分担者 |
鶴岡 義彦 千葉大学, 教育学部, 教授 (80172063)
江口 勇治 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (50151973)
藤田 剛志 千葉大学, 教育学部, 助教授 (90209057)
吉岡 亮衛 国立教育政策研究所, 統括研究官 (40200951)
井田 仁康 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 助教授 (20203086)
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キーワード | ドイツ / アメリカ / オーストラリア / ニュージーランド / 持続可能性 / 環境学習 / 地域との連携 |
研究概要 |
各学校が環境学習を実践するに当たって特に不可欠となる地域との連携・地域の活用、つまり地域の特色・環境・人材・施設等々と具体的にどのように連携するか、またそれらをどのように活用するか、その連携・活用を前提とした学校教育における環境学習・カリキュラムの体系化・システムの方向性と実際については未解明である。そこで、環境学習の先進国においては、地域の各種資源と連携した学校教育における環境学習が、いかなる原理・システムでなされているかを実証的に解明し、わが国の学校教育における環境学習の体系化・システム化を地域との連携を視野に入れて構想することを目的として、次の点を解明し、報告書にまとめた。 (1)「持続可能性」を標榜するドイツの環境教育 (2)教師の環境教育観に関する日本とドイツの比較研究 (3)持続可能性のための環境教育(ESD)の展開とその視点-イギリス・アメリカの環境教育を事例として- (4)ディープ・エコロジー思想を生かした環境学習の実践的検討-高校生物における実践を通して- (5)イギリスの学校教育におけるバイオテクノロジーの扱い (6)ニュージーランド・スチュワート島における環境学習 (7)オーストラリア・NSW州の環境教育センターの活動と学校との連携 (8)オーストラリア・NSW州に見る学校による学外環境教育プログラムの活用 (9)社会の変化に対応した環境教育の授業設計-法教育との関連から- (10)博物館と連携した環境教育の実践 (11)持続可能性のための環境教育(ESD)プログラムの開発-ケンタッキー州の「生物多様性カリキュラム」を手がかりにして- (12)(環境教育プログラム開発における学校と地域資源の連携-キープ協会環境教育事業部の実践を事例として- (13)全般に渡り、関係資料・情報を収集しデータベース化した。
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