研究課題/領域番号 |
15300262
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
角屋 重樹 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (80136027)
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研究分担者 |
池田 秀雄 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (50112165)
岩崎 秀樹 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (50116539)
中原 忠男 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (90034818)
磯崎 哲夫 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (90243534)
小山 正孝 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (30186837)
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キーワード | 理科の基礎概念 / 算数・数学の基礎概念 / 最適学習学年 / 歴史的見地 / 比較教育学的見地 |
研究概要 |
本研究は、我が国における初等・前期中等教育の理科、算数・数学の基礎概念の最適な学習学年を明らかにしていくことを目的とする。このため、まず、歴史的見地から、我が国の初等・前期中等教育の理科、算数・数学における基礎概念を抽出し、次に、抽出した基礎概念を比較教育学的見地から海外のカリキュラムにおける基礎概念と検討することから、我が国における初等・前期中等教育の理科、算数・数学の基礎概念の最適な学習学年を明らかにしていく。 上述の研究計画において、15年度は、歴史的見地から、我が国の初等・前期中等教育の理科、算数・数学のカリキュラムの構造とともに基礎概念の変遷を分析することにより、我が国の初等・前期中等教育の理科、算数・数学の基礎概念を抽出することを具体的な目標とした。このため、我が国における戦後の初等・前期中等教育の理科、算数・数学の学習指導要領に示された学習内容の詳細をすべて抽出した。そして、抽出したそれらの学習内容を年代ごとに整理・比較することから基礎概念の変遷を分析し、理科、算数.数学の基礎概念の抽出を行った。 その結果、以下の2点が明らかになった。 (1)小学校理科では268個,中学校理科では269個、のそれぞれが基礎概念として抽出できた。 (2)小学校算数では150個,中学校数学では150個、のそれぞれが基礎概念として抽出できた。
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