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2004 年度 実績報告書

熱分解分子蒸留による植物バイオマスの糖化

研究課題

研究課題/領域番号 15310046
研究機関東京大学

研究代表者

空閑 重則  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60012051)

研究分担者 和田 昌久  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 講師 (40270897)
服部 順昭  東京農工大学, 農学部, 教授 (90115915)
安藤 恵介  東京農工大学, 農学部, 助手 (70262227)
キーワードセルロース / デンプン / レボグルコサン / セロビオサン / 真空熱分解 / 炭酸ガスレーザ / 赤外線レーザ分解
研究概要

15年度の結果に基づき、真空熱処理によるセルロース・デンプンからのレボグルコサン調製法の改良に取組んだ。処理を連続化するために、大型真空容器中で、ベルトコンベヤを用いて原料を連続供給する装置を考案し試作した。本装置によれば、セルロース・デンプンを主成分とする粉末状バイオマス原料を効率的に処理できることが分かった。これによる純セルロース及び純デンプンからのレボグルコサン収率はそれぞれ48%、56%という高い値が得られた。また他の無水糖を得る試みとして、ゾウゲヤシマンナンを処理し、α-1,6-無水マンノピラノシド(マンノサン)が得られた。
無水糖の定量法として、15年度にはガスクロマトグラフ-質量分析計を用いたが、16年度の取組みにおいてイオン交換カラムによる液体クロマトグラフィーで簡便に分析できることが分かった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Saccharification of cellulose by dry pyrolysis2005

    • 著者名/発表者名
      G-J.Kwon et al.
    • 雑誌名

      Jounal of Wood Science (印刷中)

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2012-10-09  

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