研究分担者 |
高谷 紀夫 広島大学, 総合科学部, 教授 (70154789)
伊東 利勝 愛知大学, 文学部, 教授 (60148228)
根本 敬 東京外国語大学, アジアアフリカ言語文化研究所, 助教授 (90228289)
岩城 高広 千葉大学, 文学部, 助教授 (90312925)
渡邊 佳成 岡山大学, 文学部, 助教授 (80210962)
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研究概要 |
研究実績の概要は以下のとおり. (1)「ビルマ地誌データベース」の細かい性格づけ,データベースに盛り込むべき内容,データベースの形式についての議論を行った. (2)「地誌データベース」内で用いるビルマ語の表記のしかたを定め,また少数民族言語(モン語,ジンポー語)の表記のしかたについて検討した. (3)英領期に作成されたBritish Burma Gazetteer(1880)およびその翻訳である東亜研究所『ビルマ地名要覧』(1943)などを始めとする国内外の資料の中から,データベース作成の目的にかなうものをピックアップし,各資料の作成時期や含まれる情報の種類を吟味した. (4)ミャンマー連邦のヤンゴン大学歴史学研究センターと資料閲覧要求の交渉を行うとともに,ミャンマー国内で政府の編纂による省・管区別行政区分名称一覧および省・管区概要などの資料収集を行った. (5)上記の調査・収集によって得られた資料から地誌項目の抽出・選定を行い,謝金を用いて各項目に関する情報の入力を行った.
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