研究課題
研究実績の概要は以下のとおり.●ミャンマー(ビルマ)連邦の14行政区画(管区および州)のうち、ビルマ族の居住する地域の中で特に重要な地域と考えられるヤンゴン管区・バゴー管区およびマンダレー管区のデータベースから試作・試験公開を行うことに決定した。●前年度に引き続き、資料収集を行った。ミャンマーでは、ヤンゴン管区地誌は刊行が遅れているため入手できなかったが、管区・州別行政単位リストについては2004年度編纂の最新版を入手することができた。昨年末の首相解任と、それに続く官公庁業務の混乱のあおりを受けて、分担者の1人がビザの発給を受けることができず、調査計画の変更を余儀なくされたことを付け加えておく。イギリスでは英国図書館内の東洋インド省コレクションおよび国立公文書館において、軍部による地誌報告書をはじめとする英領植民地期の地誌に関する資料の閲覧・収集・分析を行った。また、英国図書館内の地図図書館で、ビルマの地図データの照会および閲覧も行った。●上記の調査・収集によって得られた資料の中から、試作を行う3管区のものを中心に、地誌データの入力を行った。入力は、昨年度入手済みの資料と、今年度入手した新しい資料の内容を突き合わせながら行っている。
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Approaches to Eurasian Linguistic Areas(Fujishiro Setsu (ed.))(Contribution to the Studies of Eurasian Languages) vol.7(in-press)
北九州市立大学法政論集 32-1
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東京大学東洋文化研究所紀要 第146冊
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東南アジア史のメタナラティブをめぐる総合的研究-国民国家の物語・ジェンダー・近代,平成13-15年度科研費基盤研究(B)(1)(研究代表者小泉順子)報告書
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