研究課題/領域番号 |
15320013
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
川村 邦光 大阪大学, 文学部, 教授 (30214696)
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研究分担者 |
冨山 一郎 大阪大学, 文学研究科, 助教授 (50192662)
杉原 達 大阪大学, 文学研究科, 教授 (40113138)
荻野 美穂 大阪大学, 文学研究科, 助教授 (60194479)
真鍋 昌賢 大阪大学, 文学研究科, 助手 (50346152)
中村 生雄 大阪大学, 文学研究科, 教授 (50217832)
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キーワード | 宗教 / ナショナリズム / 近代日本 / 国家神道 / 日蓮主義 / 農本主義 / 新宗教 / スピリチュアリズム |
研究概要 |
本研究は平成12年度から14年度の科研「戦死者をめぐる宗教・文化の研究」を発展させようとする意図のもとに計画し出発した。本研究会では、研究分担者に加えて、様々な研究分野の人々と交流するために他大学の研究者、また若手研究者の養成のために大阪大学大学院生にも発表やコメントを依頼し、研究の深化を図っている。そして、研究会の案内などのために、ニューズレター「Cultures/critiques」を刊行している。 平成15年度は5回の研究会を行なうことができた。第1回研究会(6月6日)では、川村邦光が「松田甚次郎と宮沢賢治-出会いと農民劇運動」と題して発表し、コメントは畑中小百合(大阪大学大学院)がした。第2回研究会(7月14日)では、山折哲雄(国際日本文化研究センター所長)が「ナショナリズムと靖国神社」と題して発表し、コメントは川村邦光がした。第3回研究会(10月3日)では、川村邦光が「国家的祝祭と宗教-紀元2600年をめぐって」と題して発表し、コメントは兵頭晶子(大阪大学大学院)がした。第4回研究会(10月17日)では、兵頭晶子が「喜田貞書における「憑物」問題をめぐる再検討-「患者筋」の発見と「憑物筋」への眼差し」と題して発表し、コメントは鈴木景(大阪大学大学院)と川村邦光がした。第5回研究会(12月20日)では、成田龍一(日本女子大学)が「「引揚げ」をめぐる言説と力学」と題して発表し、コメントは伊藤遊(大阪大学大学院)、植野真澄(大阪大学大学院)、川村邦光がした。研究分担者はそれぞれ資料収集などのために調査を行なった。
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