研究課題/領域番号 |
15320013
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
川村 邦光 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (30214696)
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研究分担者 |
荻野 美穂 大阪大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (60194479)
杉原 達 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (40113138)
冨山 一郎 大阪大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (50192662)
中村 生雄 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50217832)
真鍋 昌賢 大阪大学, 大学院・文学研究科, 助手 (50346152)
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キーワード | 宗教 / ナショナリズム / 近代日本 / 国家神道 / 日蓮主義 / 農本主義 / 新宗教 / スピリチュアリズム |
研究概要 |
平成16年度は6回の研究会を行ない、研究分担者8名や大学院生によって山形市で調査・資料収集をした。平成15年度から通算した研究会の回数を記しておく。第6回研究会(4月2日)は、シンポジウム「"オウム真理教/事件"をめぐって」と題し、以下の5名が発表を行なった。川村邦光「ハルマゲドンを戦う、ヴァジラヤーナの戦士たち」、伊藤遊(大阪大学)「TVドラマ・映画における"オウム真理教/事件"」、表智之(大阪大学)「差異に立ち止まること-森達也『A』『A2』の視点」、ディミトリー・ザイツェフ(大阪大学)「ロシアとオウム真理教-ドミトリー・シガチョフ被告へのインタビュー」、畑中小百合(大阪大学)「修業とオウム-身体を語る言葉についての試論」。第7回研究会(5月14日)は、来日していた五十嵐恵邦(米国バンダービルト大学)による「任侠から実録へ-やくざヒーローの変遷と70年代日本社会」。第8回研究会(6月11日)は、矢野敬一(静岡大学)「国民道徳論における祖先の位置づけ」。第9回研究会(7月24日)は、東北大学文学部(川内キャンパス)で、待井扶美子(東北大学)「日本人クリスチャンにみるキリスト教受容の諸相」、兵頭晶子(大阪大学)「「人格」概念と精神病学-明治末から大正期日本における」。山形市で、戦死者の祭祀に関する調査を行なった。第10回研究会(10月29日)は、藤田庄市(フォットジャーナリスト)「カルト事件巡察報告-精神の自由とは何か」。第11回研究会(11月12日)は、兵頭晶子(大阪大学)「精神病の日本近代-憑依の再定義という視座からの思想史的考察」。
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