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2004 年度 実績報告書

比較芸術論の新たな構築-文学と視覚芸術の相関に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15320043
研究機関東京大学

研究代表者

今橋 映子  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (20250996)

キーワード比較芸術 / 比較芸術論 / テキストとイメージ / エクリチュールとイマージュ / 都市と郊外 / クロスジャンル研究 / 文学と視覚芸術 / クロスエリア研究
研究概要

1)本研究四年間(平成15-18年)の目的は、文学と視覚芸術の相関関係全般に見通しをつけた上で、具体的および理論的総合研究を行うことにある。当初の予定として、前半二年間では<都市と郊外>を主題にして、具体的成果を上梓し、後半二年間で理論的成果をまとめることを申請した。
2)本研究二年目が終了するにあたり、申請者は上記の予定通り、下記の編著を公に刊行することが出来た。
今橋映子編著『リーディングズ・都市と郊外-比較文化論への通路』(NTT出版、2004年12月、469p.)
同書は、都市論と郊外論の必須論文選の形態を取りながら、二十年来の研究動向を分析・解説したものである。それと同時に、比較芸術論のクロスジャンル的手法を用いて、文学、絵画はもとより、写真、漫画、映画、ドラマなどに目配りをして、<郊外>表象のあり方を追究した点に新しさがある。本編著の仕事を通じて私は、芸術ジャンルが固有に見せる性格を、確実に記述する方法についても、新たな展開が期待できると感ずるに至った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 白秋散文の領界--「わが生ひたち」から「満州雑感」へ2004

    • 著者名/発表者名
      今橋 映子
    • 雑誌名

      国文学 解釈と鑑賞-特集 北原白秋の世界 5月号

      ページ: 168-173

  • [図書] リーディングズ 都市と郊外-比較文化論への通路2004

    • 著者名/発表者名
      今橋 映子(編著)
    • 総ページ数
      474
    • 出版者
      NTT出版

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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