研究課題
本プロジェクトの最終年度である今年は、これまでの調査結果に基づき、最終報告書を作成するべく、11月に大阪外国語大学で国際シンポジウムと研究会を開催した。会議には、インド国立文学アカデミー会長ゴーピーチャンド・ナーラング博士、ロンドン大学東洋アフリカ学院デヴィッド・マシューズ博士、前大阪外国語大学外国人招聘教員タバッスム・カーシミーリー博士、パキスタン最大の書店サンゲミール出版社取締役アフザール・アフマド氏を迎え、研究分担者とともにウルドゥー語メディアの実態について、さまざまな意見交換をいった。研究者側からはウルドゥー語メディアの歴史とその発展傾向に関する議論が進んだのに対し、アフザール氏は書店経営者の立場から、南アジア以外の地域で需要のあるウルドゥー語の書籍は生活に密着したものや教科書類であるといった具体例が示され、メディアの広がりのさまざまな側面が明らかとなり、会議は成功に終わった。
すべて 2006 2005
すべて 雑誌論文 (4件) 図書 (8件)
世界週報 2005年8月2日号
ページ: 52-53
Adab-e Latiif 70巻5号
ページ: 15-18
週刊読書人 2005年7月5日号
ページ: 3
総合文化研究 8号
ページ: 59-89