研究分担者 |
片桐 恭弘 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授 (60374097)
堀江 薫 東北大学, 高等教育開発推進センター, 教授 (70181526)
阿部 圭子 共立女子大学, 国際文化学部, 教授 (90231951)
石崎 雅人 東京大学, 情報学環, 助教授 (30303340)
片岡 邦好 愛知大学, 文学部, 助教授 (20319172)
|
研究概要 |
<H15年度> ・話者の文化的基盤の顕現を誘発する談話とは」いかなるものかについて、7回の研究会において討論。文化を映し出す言語データの収集の方法を探るため、既存の自然発話データとして、地図コーパス、Call Homeコーパス等を吟味・検討の結果、新たな談話データ収集の必要性を確認。多言語間(日本語、英語、韓国語、中国語)のデータをビデオ映像とDAT録音をし、言語間比較可能な談話データの収集のパイロット・スタディと書き起こしの試作を完了。 <H16年度> ・前年度にデザインしたデータを収集(日本人とアメリカ人のビデオ映像とDAT録音の収録)。内容は,(1)共同作業の会話,(2)語りの談話,(3)「びっくりしたこと」について自由会話を親疎関係のペアーを日本人で26セット,アメリカ人で22セット,韓国人,中国人を各4セットデータ収録(IRアルトと共同作業)および書き起こし。日本語については(1)漢字かな混じり(2)ローマ字化(3)オーバーラップ等のマーキング。 ・クローズドワークショップ,合宿等にて収録データの観察,考察,討論を行う。 ・翌年にイタリアで行われる国際語用論学会に本プロジェクトとしてパネルのプロポーザルを提出し、審査に合格。 <H17年度> ・クローズドワークショップを行い、データの分析・考察を行う。第9回国際語用論学会(於:イタリア)においてパネル発表。第7回「言語・脳・認知」国際学術フォーラム(日本女子大学・東北大学共同開催)にて発表(於:日本女子大学新泉山館)するなど、国内外に発表。国際クローズドワークショップを2日間行い、オランダ,イギリス,アメリカ,タイから研究者を招聘、本プロジェクトの成果発表のためのJoP特集号の為のプロポーザル内容について共用討論。 ・HPの開設(Info Archに外注)し、研究成果・データの一般公開の準備。
|