研究課題
平成12年度から14年度の3年間に引き続き、平成15年度から18年度の4年計画で、日本人英語学習者の書き言葉および話し言葉のコーパスを作成・整理し、文法能力、語用論能力を中心としたコミュニケーション能力の発達について、他の文化圏の英語学習者の場合と比較対照しつつ研究し、広く研究者用にコーパスを公開する準備を行なう目的で、本年は以下の研究活動を行なった。(1)ICLE, LINDSEI Japanese Sub-Corpus Symposiumの開催:・ニュージーランドのオークランド大学から本研究の海外共同研究者であるR.Ellis教授や同大学の海外から著名なコーパス研究者Michael Barlow教授を招待し、ICLE, LINDSEIの日本人コーパスを利用した研究発表会を、平成19年11月に昭和女子大学に於いて開催した。(2)ICLE日本人sub-corpusの誤答分析のタグを付したデータを利用した教材開発:・エラータグ付きのデータを利用して、大学生用の英語学習教材を執筆、編集し、平成19年3月末に出版した。(3)ICLE, LINDSEIを用いた日本語以外の母語話者コーパスとの比較研究:・日本人sub-corpusと日本語以外の母語話者のsub-corpusとの語彙、文法、語用の比較研究を進め、下記の学会での研究成果を発表した。(^*( )は発表者名)・11月The ICLE/LINDSEI Japanese Sub-corpus Symposium at Showa Women's University(金子・小林)
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学苑(昭和女子大学) 798号
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学苑(昭和女子大学) 786号
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