研究課題/領域番号 |
15320068
|
研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
|
研究分担者 |
冨田 かおる 山形大学, 人文学部, 教授 (00227620)
中山 和男 山形大学, 地域教育文化学部, 教授 (10180431)
本多 薫 山形大学, 人文学部, 助教授 (90312719)
佐藤 恭子 プール学院大学, 国際文化学部, 教授 (30205976)
谷 明信 兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (90236670)
|
キーワード | 音声 / 語彙 / 定義文 / 英英辞典 / 連想 / 聴解 / 提示モデル / データベース |
研究概要 |
本研究の目的は、語彙理解に役立つ平易な定義文の音声データベースを構築することにある。また、作成された語彙定義文の英語学習における効果的な提示法、使用法、データベース化の手法を考案することである。 本年度は、言語実験、言語データの収集、結果データの分析を実施し、次の4点の成果を明らかにすることを目的に研究が進められた。 (1)語彙理解に役立つ平易な定義文の音声データベースを試作し、選択語彙、作成文の妥当性を吟味する。 (2)作成された語彙定義文のデータベース化手法を吟味する。 (3)作成された語彙定義文の提示法モデルを吟味する。 (4)音声データベースの言語学習への応用法を提案する。 本年度の研究成果のまとめは、以下の(1)から(9)に示す通りである。 (1)日本人英語学習者の連想語彙の収集 (2)日本人英語学習者の連想語彙を加えた定義文の作成 (3)英英辞典から引用した定義文と新たに作成した定義文の録音 (4)2種類の定義文を用いた聴解実験の実施 (5)実験結果のまとめ (6)音声語彙定義文の英語教育への応用可能性検討 (7)音声語彙定義文提示モデルの考案 (8)音声語彙定義文データベース化手法の考案 (9)国際学会での成果発表
|