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2004 年度 実績報告書

グローバル化社会における発信型英語教育に対応する大学英語能力テストの開発

研究課題

研究課題/領域番号 15320074
研究機関実践女子大学

研究代表者

石川 祥一  実践女子大学, 人間社会学部, 教授 (20320856)

研究分担者 中村 優治  東京経済大学, 現代法学部, 教授 (40249074)
小林 ひろみ  文教大学, 国際学部, 教授 (90205485)
佐野 富士子  駿河台大学, 法学部, 教授 (30248893)
シュナイダー デニス  東京女子大学, 現代法学部, 教授 (10246465)
岡田 敦子  東邦大学, 医学部, 助教授 (40213938)
キーワード英語学力 / 英語能力テスト / テスト開発 / 評価と測定 / テスト項目 / 言語教育政策
研究概要

本年度は,昨年度の研究テーマである「英語学力を測定・評価するテストの基盤作り」を踏まえて,英語学力テストの問題作成,及び,学力をどのような手段で測定・評価するのがよいかなどを検討した。
まず,テストの媒体を決定するのに,従来から行われているペーパー・テストが適切であるか,または,コンピュータによるテストは適切に学力を測定・評価できるか,などを研究したが,実際にCBT (Computer-Based Test)が受験者にとっては利用しやすく,テスト結果を直ちにフィードバックできることなどの利点があることが分かった。一方で,従来からの紙によるペーパー・テストもテストを使用する側の便利さと,テスト受験者の解答に対する安心感などでペーパー・テストにこだわる傾向があることを知り,これらの点についても検討した。
大学生の英語履修終了時や卒業時の英語学力を測定・評価するテストは,ペーパー・テストとCBTの両方を試作して,パイロットテストを行うことにした。CBTについては,プログラム開発も済み,スピーキング・テストやライティング・テストの評価方法をどのようにプログラム化するかを残すのみとなった。
さらに,昨年度,英語教員約300名から「英語学力に関するアンケート調査」を行い,分析結果は学会で発表したが,英語教育の目標設定,学力,テストについての教授者側と受講者側(学生)の英語教育全般に対する新のニーズを知る必要があるとの結論に達した。2005年4月に学生に対してアンケートを実施して比較検討することになった。大学生の英語学力を測定・評価するCBTはパイロット・テストを行っているので,このアンケート結果も取り入れたテストができる研究・開発中である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (5件)

  • [雑誌論文] The Development of a New Proficiency Test for Japanese EFL Students2005

    • 著者名/発表者名
      Ishikawa, S., Nakamura, Y., Kobayashi, H.Schineider, D., Others
    • 雑誌名

      Language Testing Research Colloquium 2005 (Ottawa, Canada)

  • [雑誌論文] CBT (Computer-Based Test)を用いた英語能力測定テスト開発の研究2005

    • 著者名/発表者名
      石川祥一, 中村優治, 他
    • 雑誌名

      2005PCカンファレンス

  • [雑誌論文] 英語CBT (Computer-Based Test)開発の研究2005

    • 著者名/発表者名
      石川祥一, 中村優治, 小林ひろみ, 他
    • 雑誌名

      JACET第44回全国大会(ワークショップ)

  • [雑誌論文] テスト・データ分析とコンピュータ利用の一考察2004

    • 著者名/発表者名
      石川祥一, 中村優治, 小林ひろみ, 他
    • 雑誌名

      2004PCカンファレンス論文集 2004PC

      ページ: 202-203

  • [雑誌論文] テスト開発に向けての大学生の英語学力の研究2004

    • 著者名/発表者名
      石川祥一, 小林ひろみ, 他
    • 雑誌名

      JACET第43回全国大会要綱(シンポジウム) 2004年

      ページ: 248-249

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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