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2004 年度 実績報告書

古代東北・北海道におけるモノ、ヒト、文化交流の研究

研究課題

研究課題/領域番号 15320111
研究機関東北学院大学

研究代表者

辻 秀人  東北学院大学, 文学部, 教授 (30244966)

研究分担者 熊谷 公男  東北学院大学, 文学部, 教授 (70153343)
キーワード土師器研究会 / 北海道続縄文土器 / 台太郎遺跡出土土師器 / 東北北部の土師器 / 福島県域の土師器 / 岩手県域の土師器須恵器 / 山形県域の土師器須恵器 / 岩手県沿岸部の土師器
研究概要

平成16年度の研究内容は、資料調査、資料収集、研究会の開催である。
研究会は、平成16年10月9日〜10月10日に盛岡、水沢で、平成17年3月12〜13日に山形県高畠町、上山市で開催した。
岩手県盛岡での研究会では、盛岡市台太郎遺跡出土土師器群を中心に岩手県北部の7〜8世紀の土師器群を、続く水沢の研究会では北上市猫谷地遺跡出土資料など、岩手県南部の土器群を地元研究者とともに検討した。この研究会を通じて、岩手県北部と南部では様相が異なること、南部の資料と宮城県北部の資料とは共通する要素が多く見られることなどが明らかになった。
山形県高畠町の研究会では、阿久津古墳群出土資料等を検討し、山形県南部の7〜8世紀の様相を把握するとともに、土器の製作技法、編年的位置について検討した。上山市の研究会では山形市嶋遺跡出土資料等を見学し、山形県域における土師器の変遷について検討した。
資料調査は会津若松市で2回、白河市、札幌市、宮古市、久慈市で各1回実施した。会津若松市では塩川町古屋敷遺跡出土資料、福島県立博物館所蔵資料を調査し、会津盆地の土器様相を把握した。白河市では福島県文化財センター白河館に収蔵されている福島県文化センター遺跡調査課による発掘資料を調査、福島県域の7世紀の土器様相を検討した。札幌市では北海道埋蔵文化財センター収蔵資料を調査し、北海道の土器様相と、東北北部の土器様相との関係を検討した。宮古市、久慈市では両市の教育委員会収蔵資料を調査した。
以上の研究会開催、資料調査の他に関係資料の収集整理を実施した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 土器研究の方法2005

    • 著者名/発表者名
      辻 秀人
    • 雑誌名

      東北学院大学論集 歴史学・地理学 39

      ページ: 1-32

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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