研究分担者 |
伊藤 浩 愛媛大学, 法文学部, 教授 (80213081)
中山 充 香川大学, 大学院・香川大学・愛媛大学連合法務研究科, 教授 (60093910)
富井 利安 広島大学, 総合科学部, 教授 (40006466)
廣瀬 肇 呉大学, 社会情報学部, 教授 (80368795)
木村 俊郎 大阪経済大学, 経営学部, 教授 (20279087)
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研究概要 |
【平成16年度研究実績概要】研究分担者全員による調査報告会・研究打合会を3回開催し,閉鎖性水域として海外はボーデン湖(ドイツ)とセントローレンス河(カナダ),国内は琵琶湖について,それぞれ環境調査を行った。 【研究会等】第1回(7月)では,昨年度末に調査した東京湾の環境行動計画(環境省,海上保安庁,東京海上保安部,横浜海上保安部)と琵琶湖の環境調査に関する報告,国立景観訴訟に関する研究など。第2回(10月)は,ボーデン湖調査(9月)の報告のほか,国立景観訴訟判決に関して「景観利益の法的保護要件と効果」,瀬戸内海の環境保全に関して開催された「瀬戸内海環境保全知事・市長会議『瀬戸内海再生方策』」および「国土交通省河川局『沿岸域の環境保全に関する調査』(平成16年3月)」についての研究報告。第3回(12月)は,セントローレンス川・オンタリオ湖調査(11月)の報告のほか,国立景観訴訟(民事事件)東京高裁判決と環境権概念の再構成に関する研究報告がなされた。 【調査】(1)ボーデン湖 汚染状況を把握したうえで,環境浄化政策について調査し,関係資料を持ち帰り,整理した。(2)セントローレンス河 昨年の調査を整理した資料に基づき,セントローレンス河の形成史および環境形成のメカニズム,汚染の経緯などを調査し,環境保全のための措置(とくに浄化行動計画PSL)について精査した。また河の水源であるオンタリオ湖との関係について,IJC(オタワ)で調査した。(3)琵琶湖 ボーデン湖との比較調査を重視し,ボーデン湖調査を行った研究分担者が加わり,調査した。
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