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2003 年度 実績報告書

法科大学院における教育手法の総合的研究と実践的モデル開発

研究課題

研究課題/領域番号 15330022
研究種目

基盤研究(B)

研究機関神戸大学

研究代表者

磯村 保  神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (00030635)

研究分担者 齋藤 彰  神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (80205632)
手嶋 豊  神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (90197781)
赤坂 正浩  神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (80167816)
濱本 正太郎  神戸大学, 大学院・法学研究科, 助教授 (50324900)
中川 丈久  神戸大学, 大学院・法学研究科, 教授 (10252751)
キーワード法科大学院 / 法学教育 / 教育手法 / ファカルティ・ディヴェロップメント / 新司法試験
研究概要

本年度は、教材の分析に重点を置いた。
外国における教育手法の研究に関しては、アメリカ・カナダ・フランス・イギリス・ドイツの学生向けの『法律勉強法』や『司法試験対策本』や法曹養成課程で採用されている教科書の類を網羅的に収集し、そこに何か参考になるものがあるかどうかを探ろうとした。その収集はほぼ終え、アメリカ(手嶋・中川)、カナダ(島並)、フランス(濱本)、ドイツ(赤坂・橋爪)、イギリス(齋藤)の担当に分けて分析・検討を始めている。また、濱本はフランス・パリ第二大学のInstitut d'etudes judiciaires(司法官試験・弁護士試験を受験する学生が通うコース)を訪問し、そこで採用されている教育手法を観察する機会を得た。これら外国の教育手法については、来年度にまとめる機会を持ち、日本の法科大学院で有用と思われるものについては試験的に実際の授業で用いることにしている。
また、これまで必ずしも十分には分析されていない日本の予備校教材についても、可能な限り包括的に収集し、その分析を始めている。さらに、法学教育に利用可能な国内外の映像教材を収集し、活用法を検討した(樫村)。これら教材の検討から得られた成果も、来年度の授業現場で試験的に利用し、その結果をふまえた上で整理して公表する予定である。
また、法科大学院の教育課程全般について、心理学(米谷)および教育社会学(山内)の観点からの検討もはじめた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 中川 丈久: "条文を読む"法学教室. 271. 7-14 (2003)

  • [文献書誌] 中川 丈久, 赤坂 正浩: "行政指導の違法・不当の判定方法(公法系ケースメソッド授業の風景)"法学教室. 272. 29-41 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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