研究課題
1.ホームページの充実 以前より本研究会で開設しているホームページ(http//:kins.grips.ac.jp)に情報を追加するなど、その充実を図った。2.ヒアリング調査 史料所在情報に詳しい研究者や情報公開関係者等5名(田島道治史料に関する加藤恭子、植民および国文学研究資料館史料館所蔵史料についての加藤聖文、慶応大学所蔵司法関係史料に関する岩谷十郎、財務省の情報公開についての河野一郎・寺井順一各氏)、後述の集積した戦後個人史料を素材にした研究者5名(木内信胤文書に関する矢野信幸・河野康子・井口治夫、渡辺武文書に関する村井哲也、海原治文書に関する佐道明広各氏)、合計10名の報告が行われた。3.史料所在調査 史料所在調査のため、本年度は4ヵ所(兵庫県、岡山県、佐賀県、山口県)に出張した。兵庫県では永田秀次郎・亮一文書、岡山県では松本学文書、佐賀県では綾部健太郎文書、山口県では岸信介・佐藤栄作文書の調査を行った。4.『日本近現代人物史料情報辞典』の編纂 以前より進めていた同書の編纂を引き続き行い、539名についての情報を集積して、本年6月に吉川弘文館より刊行の予定である。なお、追補版の編纂も進めており、現在100名を越える原稿が集まっている。5.史料整理 昨年来新たに約10文書群を加え、合計29文書群(矢部貞治文書、桂皋文書、木内信胤文書、樺山愛輔文書、中沢佑文書、扇一登文書、関之文書、宮崎弘道文書、天城勲文書、大中睦夫文書、黒沢博道文書、渡辺武文書、香山健一文書、海原治文書、川崎堅雄文書、松本重治文書、乳井昌史文書、今井武夫文書、竹本孫一文書、羽生三七文書、高橋亀吉文書、竪山利忠文書、水野政直文書、藤波孝生文書、奥野誠亮文書、曽禰益文書、宮澤喜一文書、永田秀次郎・亮一文書)を集積し、そのうち2文書群については目録を刊行、さらに8文書群については仮目録を作成し、寄託覚書を交換した。
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