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2004 年度 実績報告書

民主的アカウンタビリティの国際研究

研究課題

研究課題/領域番号 15330029
研究機関早稲田大学

研究代表者

眞柄 秀子  早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (50219292)

研究分担者 千葉 眞  国際基督教大学, 教養学部, 教授 (10171943)
押村 高  青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (20169296)
井戸 正伸  駒澤大学, 法学部, 教授 (00232497)
福田 耕治  早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20165286)
キーワード政治理論 / 比較政治 / 行政学
研究概要

2004年度はプロジェクトの2年目であり、中間的な成果を目指して各メンバーは研究を進めた。研究代表者の眞柄は「経済成長と民主的アカウンタビリティ」の研究を、研究分担者の千葉、押村、福田、井戸はそれぞれ「正統性とアカウンタビリティ」、「グローバルな民主的赤字に直面して」、「EUと日本における危機管理:アカウンタビリティと正統性」、「アカウンタビリティ、政治腐敗、平等」というテーマの研究を進めた。
一方、海外研究協力者側では、P.シュミッターが「デモクラシーの質」の研究を、T.J.ペンペルが「発展型国家を地域化する:アカウンタビリティの視点から」、M.ゴールデンが「政治腐敗は割に合うのか:戦後イタリア下院における政治家の生き残り」というテーマの研究を進めた。
その一方で、プロジェクト外の海外研究者を招聘して勉強会を開催した。2004年5月にはパリ政治学院のG.グルンベール教授に「フランスとイタリアの政党政治」に関してご報告いただいた。
また、昨年度に続いて、メンバー自身も研究の中間発表を行った。2004年9月には勉強会を開き、押村教授と福田教授がそれぞれ「国際的責任の概念化:国内的類推を越えて」、「EUにおけるアカウンタビリティと正統性」というテーマで報告した。
さらに10月には、早稲田大学において国際研究集会「デモクラシーとアカウンタビリティII」を開催した。シュミッター、千葉、ペンペル、押村、福田、ゴールデン、井戸、眞柄が上記テーマに関する中間的研究報告を行った。プロジェクト外の教員および大学院生から多くのコメントや質問が寄せられ、国際会議は非常に有益なものとなった。
各プロジェクト・メンバーおよび海外研究協力者は、2005年度以降の研究計画に関する打ち合わせを行い、順調に研究を継続している。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] Anti-System Parties and the Quality of Democracy : Protracted Democratic Consolidation in Postwar Italy2004

    • 著者名/発表者名
      Hideko Magara
    • 雑誌名

      Waseda Journal of Political Science and Economics No.355

  • [図書] 比較政治経済学(新川・井戸・宮本・眞柄)2004

    • 著者名/発表者名
      眞柄秀子
    • 総ページ数
      331
    • 出版者
      有斐閣
  • [図書] 改訂版 比較政治学(眞柄秀子・井戸正伸)2004

    • 著者名/発表者名
      眞柄秀子
    • 総ページ数
      274
    • 出版者
      放送大学教育振興会

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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